行き当たりばったりなのがいい。
先週末は、家族で旅館を楽しむために佐賀の嬉野へ。
6月に出産を控える妻の希望で、ひたすら旅館でぐったりする1日を過ごしたいということで、宿を予約していた。
正直なところ、料理を除いた他は残念な品質だったのだけれど、
それでもある場所で家族で過ごした。という時間は何事にも変えがたい。
どんな体験をするにしてもいいところだけを見ていると、その悪いと思った自分を否定することに繋がるかもしれないと思い込んで、こんなことを言っている。
次に宿に泊まる時は、相応の宿か諦めてチェーン店に泊まろう。
その1泊2日を写真と言葉で振り返ろう。
自宅から旅は始まっている。
妻と息子は郷に帰っていて、この日、1週間ぶりに2人と顔を合わせる。
なんて事のない、車の車検で郷に帰っていただけだ。
1時間ちょっと高速バスに揺られ、嬉野についた。
2人と妻の父母と合流し、ランチへ向かう。
住んでいる場所も嬉野も同じような田舎なんだけれど、温泉街だからか人々はどこかおっとりしている気がする。
宿を後にする。
調べてみると、嬉野から波佐見まで数十分で行けることがわかったので、
食器を買うために立ち寄った。旅は行きあたりばったりなのがいい。立ち寄ったのは、妻と付き合っていた頃に訪れた事のある場所。
こちらも文化財に登録されていて、複数の母屋や工場跡地に焼物屋、料理道具店、珈琲店、おむすび屋さん、ジェラート屋さんが入っている。
息子は、泳いでいる金魚やU字溝に夢中になっていた。
波佐見焼きだと思って買ったお皿の底をみると、SAIKAIと書かれていた。
魚介類にしてみても獲れた漁港が産地の由来になるのだから、好みのデザインであればどこで焼かれたのかはどっちだっていい。
この後、パフェが名物の喫茶店に立ち寄り、家路についた。
今回の旅で、我が家に旅館でゆったりすることは向いていないということがわかった。道中に気になるところがあるとつい立ち寄ってしまう。
旅館は悔しかったので、次にどこかへ泊まる時はしっかり下調べをしよう。
メルカリでRX100M3を買ってみたんだけれど、胸ポケットに入って気軽に撮れて楽しくて仕方ない。フィルムカメラで撮れない写真をこれでたくさん撮ろう。
この記事が参加している募集
サポートしてくれてありがとうございます! あなたのお金は「山を造ること」「写真を撮ること」に使わせていただきます!たまに、コーヒーを飲んだり、子に使わせてください。