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続・手編みのセーター

あの話が遂に完結する!!

あの話って?

そう思われた方は、先にこのお話の前編、「手編みのセーター」を読んでからこちらをお読みいただけると、お楽しみいただけると思います。

先に上記、「手編みのセーター」をお読みください。


そして今回は、題名の通りその続編になります。

題して、「続・手編みのセーター」です。

どうぞお読みください。


前編のお話を簡単に要約すると、母親からプレゼントされた手編みのセーターを着て学校に行ったところ、ダサいと馬鹿にされ・・

思春期だった私は、そのセーターを母親の目の前でゴミ箱に脱ぎ捨てて、

もう二度と着ることはなかった・・


そして、その直後両親の離婚により母親と離れ離れになり

謝ることさえもできないまま、20年以上が経過した。


これは、そのときの後悔と心の痛みを抱えたまま大人になった私の

ノンフィクションの物語である・・・



この記事を書きながらも思ったのです・・


あやまらなきゃ・・

思い立った時、私は携帯を握りしめていた。



現在、母親とは簡単には会えないが、電話で連絡を取ることはできる。

当時の私は11歳。今はもう37歳だ。

あれから26年が経過している。

謝るにしても、あまりに時間が経ちすぎている・・



母親は覚えているだろうか・・? 

あの時はどんな気持ちだっただろうか・・?

あのセーターは今もあるのだろうか・・?

謝ったら一体、どんな反応をするだろうか・・?

謝ったら今まで引きずってきた心の痛みは消えるのだろうか・・?


遂に、「手編みのセーター」の全貌が明らかになる

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最後までお読みいただきありがとうございます。読んでくださる方がいる限り、記事を書き続けていきたいと思っております。