野鳥の観察
昨年は庭にかけた3つの巣箱全てで小鳥たちが雛を育てていた。ヤマガラ、シジュウガラそしてジョウビタキの3種類。これに気を良くして今年は7つの巣箱をかけたが使われたのは1つだけであとは空室のままである。やり過ぎたようである。
我が家のベランダには餌台がありひまわりの種を入れてある。ヤマガラ、シジュウガラ、コガラ、ゴジュウカラなどが食べに来る。ところが営巣し、ヒナが生まれると親鳥はヒマワリの種は食べない。ヒナには虫が良いらしく森の中で小さな虫を捕まえてきてはヒナに与えている。餌の少ない冬の間は餌台に頻繁に小鳥たちがきており1時間ごとに餌を補給するくらいだが、春になると餌代への訪問者(鳥)は減る。自然界の餌が増え、特に子育て時期は虫を捕食するからである。
さて、それでも我が家の餌台にはヤマガラやシジュウガラが相変わらずきている。ひまわりの種を食べているということはここにくる小鳥たちは子育てをしていないという証拠。これらの小鳥たちは相手を見つけることが出来なかったのではないだろうか? あるいは野鳥の世界でも人間社会のように“独身主義”が流行っているのだろうか?
今年の空室が多かったことに関しては一つ考えられるのは設置した密度だ。巣箱と巣箱の間はある程度距離を置かないと鳥たちは嫌がるらしい。今年は巣箱と巣箱の間が近過ぎて嫌がられたのかもしれない。