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中部フィルメンバーの室内楽コンサート

今日は稲沢市民会館へ行きました。中部フィルメンバーによる室内楽コンサートがありました。国府宮駅から徒歩10分ぐらいです。

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国府宮というとはだか祭が有名で来年2月に行われる予定です。567禍で行われるかどうか微妙ですが、無事に開催されることを祈ります。

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稲沢市民会館に到着します。名古屋文理大学文化フォーラムというネーミングライツがあります。大ホール、中ホール、小ホールとあります。今回は中ホールで行います。

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中ホールは500人ぐらいの座席数のホールで名古屋だと電気文化会館ぐらい。電気文化会館より少し大きいぐらいかも。今日は先着250人でしたが、何とか10番めぐらいで入れました。

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今日の曲目はモーツァルト、マルティヌー、ベートーヴェンです。マルティヌーが20世紀の音楽になりますが、最初と最後を古典派の巨匠という組み合わせです。

⬛️モーツァルト/フルート四重奏曲第4番

この曲はコンサートで聴くのは3回めです。フルートと弦楽のアンサンブルでは1番有名な曲です。モーツァルトらしい天真爛漫な音楽に癒やされます。フルートの上田花奈さんの音の響きに癒やされました。

⬛️マルティヌー/弦楽四重奏曲第2番

第1ヴァイオリンで中部フィルのコンサートマスターの古井麻美子さんはチェコで音楽活動やっていてマルティヌーは特別な思いをトークで語っていました。

20世紀初めのヤナーチェク、バルトーク世代に活躍したチェコの作曲家です。マルティヌーのピアノ三重奏曲の葵トリオのYouTubeをこの前聴きましたが、斬新な始まりに引き込まれました。そんなこともあってこの曲は楽しみにしていました。

斬新なリズムは現代音楽ですが、美しい旋律があり、民俗音楽の旋律があり、楽しくもあり刺激的でもあり、すばらしい演奏と曲に魅了されました。また聴いてみたい曲でした。ブラボーでした。

⬛️ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第8番(ラズモフスキー第2)

最後がベートーヴェンの名曲であるラズモフスキー第2番です。個人的にベートーヴェンのラズモフスキーの3曲は大好きで、ラズモフスキーがあるからベートーヴェン大好きと言っても過言じゃないですね。英雄や運命はすばらしい曲ですが、好きかと聞かれると?です。ラズモフスキーはと聞かれるとめちゃくちゃ好きと迷いなく言います。

ラズモフスキー第2番と言うと第1楽章の競り上がっていく旋律がかっこいいですが、第2楽章の瞑想的な緩徐楽章がさらに大好きです。星空を見上げる感じで喜怒哀楽を超えたすばらしさがあるなと思います。個人的にもうひとつ。第4楽章の田舎道を突き進むようなフィナーレが楽しいです。ラズモフスキー第2番、熱く楽しくすばらしかったです。

⬛️グルックの精霊の踊り

アンコールにグルック。実は公演前の楽屋からバロック音楽のメロディーが聞こえてきたのでアンコールはバロック音楽かなと予測していましたが、グルックが来ましたね。フルートの曲としても演奏される曲でフルート五重奏で聴きました。グルックの精霊の踊りをフルート五重奏で聴くのは格別でした。

今日はフルート四重奏曲が聴けてマルティヌーが聴けてラズモフスキー第2番が聴けて、さらにアンコールでグルック、すごく楽しいコンサートになりました。毎回ながらクラシック音楽が好きで良かったなと思います。


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