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チェコトリオのコンサート

今日は岐阜サラマンカホールへ行きました。
当日券を買うため、早めに行きましたが、まだチケット販売していなかったので、ランチに近くのラーメン屋へ行きます。

一蘭というラーメン屋へ行こうとしましたが、並んでいたので、天下一品へ。
胃には良くないが、こってりラーメン。
汁は胃に悪いので、飲まないようにしますが、汁をご飯にかけて食べるのは昔からやっており、天下一品のラーメンの食べ方のひとつにしています。

さて戻ってきてしばらくすると当日券が販売されます。ゲットしました。
自由席なので、長蛇の列に並びます。

マルティヌーとドヴォルザークのピアノ三重奏曲が曲目にあるみたいで楽しみなコンサートです。

マルティヌーとドヴォルザークのピアノ三重奏曲といえば、このコンサートを思い出します。

プログラムが出ました。

マルティヌーの第3番とドヴォルザークの第2番だ。スークのエレジーもある。
フリムルは名前を初めて聞きましたので、初めて聴きます。

岐阜サラマンカホールは何度か行っていますが、岐阜のクラシック音楽ホールといえばここですね。
昔は柳ヶ瀬の繁華街近くにメルサホールがありましたが、かなり前に閉館になりました。

チェコトリオは5年ぶりの来日みたいで、岐阜まで来ていただいてありがとうございます。

■ヨセフ・スーク/エレジー

短い曲ですが、メロディーが魅力的な曲ですね。
ドヴォルザークの弟子でもあり、ドヴォルザークの娘と結婚しているので、義理の息子なんだね。

■ルドルフ・フリムル/ピアノ三重奏曲「チェコの田舎から」

ルドルフ・フリムルはドヴォルザークから作曲を学んだみたいです。
初めて聞いた作曲家ですが、蒲田行進曲はルドルフ・フリムルの作曲だそうです。YouTubeに原曲がありました。

https://youtu.be/U8Am9unsG-I?si=7lZOiXACwdfvA06L

このピアノ三重奏曲も途中からリズミカルで楽しい曲でした。

■マルティヌー/ピアノ三重奏曲第3番

マルティヌーは昔はあまり聞かない作曲家ですが、最近は評価されてきましたね。
ここ数年でコンサートでも聴く機会が増えました。

現代音楽の魅力とチェコ音楽の魅力が詰まっており、最近はヤナーチェクよりも評価していたりして。ヤナーチェクは頑固ですからね。マルティヌーは多種多彩という感じで、可能性をいろいろ感じることができる作品が多いですね。

ピアノ三重奏曲第3番は第1番よりは前衛的なリズムは少ないですが、魅力的なリズムがいっぱいあり、次から次へといろいろな世界へ連れてってくれます。

すばらしい曲にすばらしい演奏でした。
マルティヌー愛ですね。

■ドヴォルザーク/ピアノ三重奏曲第2番

第3番や第4番ドゥムキーと比べるとマイナーですが、冒頭から引き込まれる曲で、昔からよく聴く曲です。
スターバト・マーテルと同じ年に作曲しており、子供を亡くした哀しみというのがこの曲もベースになっているのかなと思います。

今日は現代音楽のマルティヌーの後に聴きましたが、チェコ音楽のつながりというのはすごい感じます。

第3楽章の激しいスケルツォから第4楽章の盛り上がるフィナーレはドラマティックで聴きがいありますね。

マルティヌー、ドヴォルザークのピアノ三重奏曲の名曲を聴けて充実のコンサートでした。

■アンコール

ドヴォルザーク交響曲第9番「新世界」の第2楽章の家路のところです。
小学校のときの下校のときの音楽でしたね。

さらに帰ると見せかけて座るというお茶目なところを見せてアンコール2曲めはドヴォルザークのユモレスク。
楽しくて淋しいユモレスク。
アンコール、2曲ありがとうございます。

チェコ音楽はやっぱりいいなと思います。
突発的に岐阜まで行きましたが、行って良かったです。



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