はじめましてファラフェル

晴天の渋谷で時間ができたのでランチへ。
ちょっと豪華なサラダ(つまり「デリ」と呼ばれる類の食べ物)に目がない私は渋谷パルコにあるらしいファラフェルブラザーズに行ってみることに。
数年前にリニューアルした渋谷パルコ地下のカオスレストランには、居酒屋真さかなどいくつかのヴィーガンレストランがあることは知っていたので、地下一階に向かうも何周しても目的のお店が見つからない。
フロアマップを見てみるとなんと7階にあるではないですか。。気を取り直して7階で降りると、ありました「ファラフェルブラザーズ」渋谷店。
比較的シックな店構えの店舗が多いパルコ内ではかなり異色の内装ではあるけど、このカオス感が渋谷の好きなところ。

画像2

「ファラフェル」が何なのか、いまいち分からずにきてしまったけど、どうやらひよこ豆のコロッケのことらしい。大きく分けて4種類のメニューがあったけど、とりあえずサンドイッチを注文。野菜とソースとトッピングが選べるサブウェイスタイルだったので、野菜はほうれん草とケール。ソースはチリペッパー、トッピングはフムス(ひよこ豆のペースト)とパープルレイン(なんだか分からないけど映えそうだからという理由)をチョイスしてみた。

小上がりのカジュアルなカウンターは、なんとなく足を組みながらサンドイッチを食べても許される感じの雰囲気があって、10年くらい前に行ったNYを思い出した。NYのスーパーにはサラダコーナーがあって持ち帰りもできたのだけど、外食に疲れてサラダとかサンドイッチを持ち帰ってホテルのベッドでむしゃむしゃ食べた。地下鉄ではあらゆる人種の人達が混ざり合っていて、メイソンジャーのようなグラスにカフェラテを入れて飲みながら通勤してる人がいたり。島国育ちの私からしたらお行儀は良くない気がしたけど、カジュアルで自由で、あれ憧れたな〜
だいたい「行儀の良さ」ってなんなんだろうか。姿勢を正すとか箸の持ち方を正すとか、そりゃあ大切だけど、そんなことより心と体をクリアにする食事を教えて欲しかったな。

ともかく色々考えてるうちに、渡されたブザーが鳴って頼んでいたサンドイッチが出来上がった合図がした。

画像1


もう好き、この感じ。。パンに挟まった「ファラフェル」とフムスの上にたっぷりかかったチリペッパーソース。

がぶり。と一口食べてみると、あーこれこれ。という感じ。チリソースはいい具合にピリ辛でコロッケは「サクサク」というより「ザクザク」とか「ガリガリ」に近い。ひよこ豆のペースト(フムス)の滑らかな舌触りも、楽しい食感に一役買っている。
フムス、コロッケ、紫キャベツやチリソース、色々な食感が混ざり合う不思議。野菜しか入ってないのになんでこんなに美味しいのだろうか。いやむしろ野菜しか入っていないから、という方が正しいのかもしれない。
よく肉も魚も牛乳も卵も使わない、なんてなに食べるの?というけれど、ヴィーガンは魔法のように楽しくて自由だ。
新しい可能性との出会いに心も体も満たされました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?