ホストと宗教は似てる

今「担当と切れて死にたい」というツイートが流れてきて

そういえばわたしは担当と居た時が1番死にたいと思ってたな〜と
久しぶりに思い出したのでその気持ちを覚えているうちに殴り書きします。

死にたいというか担当の為なら死ねるから死んで愛の証明をしたかった、みたいな。

夏目漱石が「I love you」を「狙い撃ち」と訳した事は有名な話だが…

— 白鳥 (@mou2nen) April 30, 2021

前に「I love you」を「狙い撃ち」と訳すツイートをしましたが
「I love you」を「君の為なら死ねる」と訳した二葉亭四迷は天才ですね。

(こういう引用をしてみたかった)

・自分の軸になっていたもの

人はそれぞれ大切にしている、自分の中にブレない軸となるものが意識はしてなくても大なり小なりあると思います。

私の中での軸は担当で

担当が居るから辛くないわけでも傷つかない訳でもないけれど

どんなに辛いことがあっても彼に話せばいいや と思えるのが凄く救いでした。

裏切られて人を信じるのが怖くなっても

将来が不安でも

「自分には彼が居る」

その事実だけでなんでも頑張れて、存在するだけで生きやすさが全く違います。

「あの時彼が居たから今生きている」という恩

感謝が大きいからどんなことがあっても嫌いにならないし、離れても一生忘れることはないんだろうなという感覚

その自信があるからこその、彼がいれば自分が不安定になることはないような全能感。

ホストは本当に宗教に似ていて、信じる者のない無宗教の日本だから栄えていると思うし

信じているものや自分の軸となるものがあると人は楽に生きられるようになる。生きることが出来る。

つまらない人生を送って死ぬより担当の目標を自分の生きる意味にするのはとても楽で楽しくて

空っぽな自分が担当のおかげで何者かになれた気がしたし、担当は私がハマった初めての宗教です。

ホストに人生を懸けている人をバカにする人が多いですが
個人的にはホストに人生を懸けた経験には一生に一度と言えるほど意味がありました。

他の長年エースをしているお友達を見ていても「恋愛」とかそういった小さな括りじゃないなぁと見ていて思います。
（エース＝指名しているホストに最もお金を使っている人）

この現代、救われたい人は多いし

担当を信じる者は救われるんですよ。

辛い時はホストという楽で支えになってくれる存在に救ってもらいつつも自力で生きれるようになったら理想です。

これが難しいんですけどね😣

・今思うこと

つらつら書いてしまったけど当時の自分は

「わたしは他の子とはちがうよ、信仰のレベルを一緒にしないで。」と

担当に示したかったんだと思います。

自分勝手に救われたいだけの他の人たちと一緒にしないで欲しかった、みたいな。

同じ相手への信仰でも自分だけ守られたい人と相手も守りたい私で違う気がして。

（教会で例えると自分が困った時のみ教会にきて祈る人と、毎週ミサに通う人的な）

愛でも執着でも母性でもどうでも良くて。
ただ1番彼のことを理解出来る存在で居たいし繊細故に生きづらいことを知っていたから、少しでも隣で生きやすくしてあげたかった。役に立ってずっと1部になりたかった、その為なら自分の人生どうでも良かった。

— 白鳥 (@mou2nen) June 23, 2021

少し惚気ると

私の担当って普通の人より繊細でもがいてて本当に可愛いんですよ、傷付けたり邪魔する人から守りたい😭😭😭

だから変な人扱いを受けることが時々あって、そうして担当を傷付ける人達とわたしは違うよって示したかったし

ずっと生きやすくなるように手助けをしたかったし、その気持ちを信じて欲しかった。

ホス狂いってどれだけ相手に尽くせるか、どれだけ差し出せるかだから、自分に差し出せる一番価値の高いものって命だったんだろうなぁ。

愛する者のために死ぬことが1番気持ちが伝わると思ってたし

「俺のために死ねるか？」

って話になったこともあったから彼のために死ねたら喜んでくれる！って意識がありました。

ホス狂いは病んでるイメージ強いけどホストも大抵病んでますからね。

でも死んだらこれからの人生助けられなくなるしちょっとの事で命を落とす気はなかったけど

車に轢かれそうになった担当を突き飛ばして命を救ってわたしが死ぬのが1番記憶にも残れるし理想でした。

思い出したら当時の私の考えは馬鹿らしすぎるけど
本当に好きで神様ともいえる担当が軸にある生活は楽で幸せです。

今でも幸せな良い思い出ではあるけれど
いつかその幸せのために失ったものや離れた理由や全部が
笑い話になるといいなーと思いながら新しい自分の軸を作ってます。

おわり