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岩蔵温泉周辺のおすすめ5選!①

よく、「岩蔵には何があるの?」と聞かれることがあります。

岩蔵は温泉郷として栄えてきましたが、ランドマークのようなものはなく、多くの人が足を運ぶ観光施設はありません。しかし、ここには東京とは思えないくらいの自然に囲まれた里山風景があります。青梅インターチェンジからは車で約10分。岩蔵に向かう途中の七国峠を越えると、家は疎らになり、目の前には山々が迫ってきます。ここには、都内随一の自然と昔からの生活・民俗が残っているのです。

今回は岩蔵をまだ訪れたことがない方には魅力を知ってもらえるよう、満喫できるおすすめスポットをご紹介していきます!​

と、その前に、岩蔵には大人心をくすぐる「地図」があるのです。この地図を手に入れれば、岩蔵のことがよく分かる!ぜひ、地図を片手に冒険の旅に出てみてください。ちなみに、地図は旅館「儘多屋」「CAFE YUBA」に置いてあります。

1.花木園

青梅市を代表する公園として、週末には多くのファミリー客で賑わう花木園。目玉は何といっても、211メートルのローラー滑り台!忘れてはいけないのが、滑り台用に段ボールを持っていくことですね。

ローラー滑り台は、林の中を通り抜けていきます。段ボールを敷いて滑ればスピードアップ!

他にも、園内では四季折々の花が咲いており、アスレチックもあります。子供と一緒に家族でゆっくりと楽しめますね。

2.大岩

岩蔵の地名の由来となったとも言われる「大岩」。岩蔵には「日本武尊(ヤマトタケルノミコト)」の伝説が残り、東方征伐の際にはこの鉱泉で戦いの傷を癒したとか。

日本武尊は「古事記」や「日本書紀」などに出てくる日本神話の英雄で、「身の安全を祈願して、岩でできた蔵に武具を納めた」ことから「岩蔵」という地名になったと伝えられているんですね。

大岩は立川断層の始まりとされていて、その断層が地表に出ているのが見どころ。その高さは5,6メートルといったところでしょうか。また、大岩に行くまでの道のりが木々のトンネルをくぐっているようで、とても神秘的。まさにここは岩蔵のパワースポット

3.乙黒耕地

江戸時代から続く水田がある「乙黒耕地」。ここには田んぼと畑が広がっています。隣を流れる成木川のほとりには桜の木が並んでいて、春にはとても美しい田園風景と化します。夏には、稲と野菜の緑が一面に広がり、秋になると黄金色の稲穂を垂らします。そして、冬には辺り一面が銀世界に。

田植えを終えると、まるで緑の絨毯のよう。

こんな田舎の風景が私は大好きです。乙黒耕地を歩くだけで、都心の雑踏を忘れることができるのではないでしょうか。

4.フセギのワラジ

「フセギのワラジ」は今まで何度かこのnoteでお話をさせていただきました。東京都指定無形民俗文化財に認定されている、岩蔵に残る貴重な民俗です。実はこのワラジは村境の6ヶ所に吊るされているのですが、歩くと約1時間半くらいで全てを巡ることができます。このワラジを探しながら、岩蔵を散策するのがおすすめです!

「フセギのワラジ」は疫病や悪霊が村の中に入ってこないよう、生活の場を守るために代々と受け継がれてきました。

毎年、7月24日に近い日曜日にその年の新しいワラジが作られます。

この6ヶ所にある「フセギのワラジ」を巡ることで、疫病や悪霊から私たちを守ってくれるかもしれませんね!

5.岩蔵野菜

私たちが活動する「Iwakura Experience」では、岩蔵の農家が育てる野菜を「岩蔵野菜」としてブランディングしています。青梅の土壌は火山灰や有機物の影響により良質な土壌とされ、生産力が高いことから農業に適していると言われます。今ではこの環境で農業を始める若者も増え、これからは「岩蔵野菜」から目が離せません!岩蔵には所々に畑が広がっています。そんな畑を横目にフラフラと散策するのもいかがでしょうか。

岩蔵では、不定期に農家が直売なども行っています。生産者の生の声を聞きながら、野菜を選ぶのもよいかもしれませんね。

また、「Iwakura Experience」では、「岩蔵野菜」の発送を行っています。ご興味のある方はぜひいかがでしょうか!

以上、岩蔵のおすすめ5選!いかがでしたでしょうか。次回は、この地域にあるカフェなどのお店を紹介していきたいと思います。

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