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”読めた”を活かす選書術

こんにちは、株式会社マイベストの岸本です。前回noteを書いて、月1くらいのペースでは書きたいなーと思っていたのですが、1ヶ月遅れで投稿します。これを書いてる時点ではマイベストに入社した後の初noteが99スキ、2回目が141スキついていて、なんかこのまま数字に振り回されて増やしていこうとすると書けなくなりそうなので、今回はゆるく「読書について」を書こうと思います。

読書について、特に選び方を書こうと思ったきっかけ

岸本の趣味はビジネス(※補足は過去note参照)なのですが、仕事関連以外で、といわれたら「読書」になると思います。
基本常に読書進行中の本が1冊以上はあるし、なにか調べようと思ったときも本から入ることが多いです。なので、周囲にはよく本を紹介してください!と言われる機会も多く、Twitterでも本の紹介が一番人気。
そこでnoteでなにか書こうと思った時、書くためになにか準備するのは難しかったので、日常の中で上記のように書いてニーズが有りそうなもの、ということで書いてみようと思います。

直近人気だった本の紹介のTwitter投稿内容

読書の中でも「”読めた”を活かす」「選書術」を書こうと思った理由

ただ読書系のノウハウって世の中にたくさんあるし、それこそ”読書法”の本は、思考の整理学のような周辺分野まで体系的かつ難しいものから、速読術みたいなライトで特化型のものまで多様です。
そんな中で、岸本の趣味を活かす内容で書くとしたら・・・「続けられていること」と「選び方はちょっと特殊かな」というポイントをご紹介しようと思い、まとめてみました。

やっと本題「”読めた”を活かす選書術」とは

実は岸本自身が、その時読む本を決めるルールは1つしかありません。

自分の書斎にあるものからパッと見て決める

はい、全く参考になりませんねw ただちゃんと要素分解しますのでもう少しだけ我慢ください。下記が書斎の写真なのですが、こんな感じのカオスです。

書斎の様子

見ていただいた全員が「いやちゃんと片付けろよ!」突っ込んでいただいたと思うのですが、これには理由があります。
棚卸しと片付けは定期でやっているのですが、上記は「読書進行中の様子」です。なぜこんな乱雑に本が積まれているかというと

  1. 前提、人に紹介してもらったり、何かのタイミングでいいな、と思ったら全て物理的に買っておく

  2. 人から紹介された本/紹介しようと思ったは必ず書斎のPCを広げようとしたときに目に入るようにする(上記左写真。PC前、右側と3エリアあり)

  3. 本棚の中でも前列は、内容がまだしっくりこなかったり、逆になんかのときに思い出せるといいなと思った本を並べる。(その上に横置きしているのは1で机に乗り切らなかったもの)

  4. 本棚の奥にはシンプルに読んでよかった本を保管する。(読んで保管しないものは即処分)

という感じで、1に関してはほぼ毎日注文しています。それによりどんどん積み上がっていく感じです。
上記の写真は新卒入社や経営企画部署化、経営合宿をするために改めて買ったものや、過去の保存本を本棚奥エリアから引っ張りまくったため、過去一のカオスな状態の写真ですw
来月はじめにでも落ち着いたタイミングで棚卸し/整理をしようと思ってます・・・たぶん・・・本当に良かった本はキンドルで再購入してネット経由でいつでも読めるようにするので、どんどん入れ替わるイメージです。

カオスってことはわかったけど選書術の内容は?

前置きが長くなってしまいましたが、選書術として整理をすると下記のような整理になります。

  1. 「読むべき」は問答無用で選択する

  2. 「読んでよかった」の蓄積を用いて本を選ぶ

1.「読むべき」は問答無用で選択する

選書術と言うタイトルで、読むべきを読め、というのは読者に怒られそうな内容ですが、結構重要なポイントが隠れています。それは
「選択にはコストがかかる」
ということです。読書においてこれはクリティカルで、本を読む、というのは時間もかかるし手間もお金をかかるのが基本。そもそも、選ぶ、にコストをかけてしまうと「その時点で試合終了」となってしまいます。
これは余談ですが、本は年間7万冊くらい新規発行され、平均単価は1200円くらいです。その中から多読と言われる人でも(岸本含め)1日1冊とかなので、「全部知った上で適切に選ぶ」は難しく、何かしら諦めというか、絞り込みが必要なんだと思います。
そんな時、「読むべき」から始めるというのは実は悪い戦略ではないのかなと思っています。

総務省統計局データより

岸本の場合、これが「人に紹介してもらったり、何かのタイミングでいいな、と思ったら全て物理的に買っておく」という手段になっています。
もちろん絶対買わずとも借りてもいいと思います。いずれにせよ、「読まないといけない強制力」「読もうと思った瞬間から読み始めるまでのスピード」が重要だと思っていて、それがあってはじめて読める→2つ目の選書術が使えるようになります。ちなみに本noteのタイトルは、この強制力を考慮して”読めた”としていますが、術の内容として本当にコアと思っているのはこの2つ目の選び方です。

2.「読んでよかった」の蓄積を用いて本を選ぶ

前述の通り、本を選ぶ、というのは難しくコストがかかるので、人間の自然状態では難しいと思っています。つまり、一定のトレーニングが必要ということなのですが、誰でも簡単にできるのが「読んだうえで印象に残ったものから選ぶ」方法です。
岸本のやり方は「人に紹介しようと思った本を目に入るようにしておく」「本棚を眺める」という手段です。

例えば「新卒が入ってくるから育成関連の本を探そう」という状況を考えてみましょう。その際の行動ステップを想像してみてください。
岸本のおすすめする2の方法というのは、いきなりググったり聞きまわるのではなく、「自分が知ってる範囲で思い出せるもの」や「人に紹介できるもの」をまず並べてみる、読み返してみる、というやり方です。
そうすると、この時点で実は、新たな発見があることが多いです。過去読んだときには気づかなかった良さや、逆にこれは足りないのでは?とおもう点が浮き出てきます。もしそれがない場合、多分もっといい本が他にありますw
いずれにせよ、その改めて見えた良さ、不足点、もしくは読み返しても何もなかったという知見を、「次のより良い本を探すきっかけ」として、選択のコストを乗り越えるというのが自分のおすすめする方法になります。
余談ですが、岸本が本棚の中でも前列は、内容がまだしっくりこなかったり、逆になんかのときに思い出せるといいなと思った本を並べているのは、この「次の本探し」を促進する意図になります。

余談:読書という概念をを切り出す必要はなくて、人と会話するようなもの

2ヶ月ぶりのnoteで、経営企画やマイベストに関連するものが好評だった中、全く関係ないテーマで、しかも煩雑な自分の書斎を公開してるのはどうかともうのですが、noteで「スキ」という機能名をみて、自分の好きなことを書くだけでもいいかなーと思って書いてみました。
誰かに少しでも参考になればと思っているのですが、そのうえで、「読書あんまり得意じゃないんですよねー」という人に、読書のコツとして1個だけ書いて終わろうと思います。

読書というと、最後まで読めなくて・・・とか、ちゃんと読めてるか自信なくて・・・というのがよくある苦手パターンだと思います。
そんなときは下記のように考えると良いんじゃないかと思います。
「赤の他人がやってる通りすがりの講演が耳に入り、そこからちゃんと最後まで会話しなきゃって思うか?」
「いきなり赤の他人と会話して、言葉上の意味だけじゃなくすぐ裏側の意見まで確信できて、めちゃくちゃ意気投合することってあるか?」
基本の期待値としては、最後まできかないことが多いと思いますし、意気投合もできないこと多いと思います。それでも一定数会う中で友だちができたり、恋人になったりすることもあって、そういう喜びはいい本に会えたときに思い切り感じられるので、無理に読みきらず、「読めた」ということをベースにあとで実感すればいいのかなと思います。

どんな本を読むか?というのは、誰と会話するか?というくらい軽く考えれば、選ぶ、ということさえいらないのかもしれません。
ただ人との会話もそうですが、思いがけない発見があったり、視点が変わるきっかけにはなるし、長期で見れば幸福度を上げるとても良い手段じゃないかなと思っています。
※上記の読書術を見ると、ビジネス書とか硬い本画多そうに見えますが、ホだなの奥には漫画や小説、児童書なんかも結構あります^^さすがに写真はちょっと会社名出して出すなら、でタイミングと映す面は多少意識しましたw
稚拙な文章で読みづらいところも多かったと思いますが、読んでいただいてありがとうございます。

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