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読み聞かせした本(56)『オニのサラリーマン じごくのしんにゅうしゃいん』2024年11月

小学校の図書館司書をしています。
図書の時間に読み聞かせをした本や紹介した本について書いています。

『オニのサラリーマン じごくのしんにゅうしゃいん 富安陽子 文 大島妙子 絵 福音館書店

選んだ理由

・芸術鑑賞で見た人形劇『とどろヶ淵のメッケ』を書いたのが富安陽子と知り、作者つながりで本を紹介しようと思ったから。
・子どもたちの好きなシリーズの本だから。
・絵も細かいところまで物語性があって面白い。

子どもの反応

・『オニのサラリーマン!』『知ってる!』と表紙を見せただけで反応があった。
・新入社員を紹介するページで「あきたけん、おがはんとう しゅっしん。ナマハゲくん、です。」の「ナマハゲくん」に笑いが起きていた。語感がおもしろいから?
・一般常識テストのところでは3択で手をあげさせた。「どこぞのおんがくたいのメンバーやないか」に「ブレーメン!」と突っ込んでいた。
・鬼に欠かせない道具を選ぶところで、ひとつずつ読み上げた。「つっぱりぼう」と「みみかきのぼう」に喜んでいた。
・桃が流れてくる場面では、「あかん、あかん!」と話の流れを読んだ子がつぶやいていた。

気づき

・大阪弁もおもしろくて、テンポよく読めるので、どのクラスも笑いが起きた。
・1~2年生はみんなでゲラゲラ笑うというような感じ。3年生は細かい描写にも気がついニヤニヤしているという感じだった。



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