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【もっとメイト通信#4】健康の秘訣は揺るがない習慣と社会性

もっとメイトnoteでは、孫世代が憧れるかっこいいシニア世代の方の生活・価値観・人生に迫る「もっとメイト通信」を月に1回お届けしています。(もっとメイトの詳細はこちら

今月は、第一三共で活躍した後、定年後は中小企業支援に携わっている鈴木静一さんへインタビュー。急いでいる時はダッシュで移動するというエピソードを持つ、79歳とは思えない元気さと若々しさを保つ秘訣をお伺いしました。

鈴木静一さん

鈴木さんの健康の秘訣は?

早速ですが、鈴木さんの健康のコツを教えてください!
鈴木静一さん(以下・鈴木)
 人間がここまで進化したきっかけは、二足歩行。歩くことは一番の基本でとても大事なことだと思います。自宅から駅までや、駅から職場までなど、なるべく自分の足で歩くようにして、だいたい1日1万歩は歩いています。今、世間はリモートワークが主流だけど、もちろん感染リスクには気をつけながら、なるべくリアルに活動することを心掛けています。


他に気をつけていることはありますか?
鈴木 1日をルーティンに沿って同じように過ごすことです。朝は起床後に必ず入浴し、そのあと自分に合わせた三十分のストレッチ。朝ご飯は毎日カフェのモーニングを食べて、食べるものにも気を配っています。8時半には必ず出勤して、夕方6時に帰宅、というルーティンを繰り返しているんです。あとは、毎日やると決めたことを手帳に書いて、終わったら消すという作業もしています。

決まったルーティンを続けることは難しいことのように思うのですが、何かコツはありますか?
鈴木 もともと人間の体というのは、1日を同じサイクルで過ごすようにできているんですよ。体に備わっている促進型・抑制型のバランスを上手くとって、動的平衡を保ちながら絶えず同じリズムで過ごす。これが重要です。

鈴木さんの健康の秘訣が分かってきた気がします。
鈴木 日々の習慣のおかげか、免疫も強くなりました。だから、血液検査は全部正常値! 体組成計の体内年齢も50~60の数値が出ることが多いです。

鈴木さんはゴルフが趣味だとお伺いしました。それも健康の秘訣ですか?
鈴木 大学の同級生と今でも集まってゴルフをやっているんです。会社には数十人の知り合いがいて、他にも勉強会の仲間がいたり。社会性を保つことが重要だと感じています。健康は数値だけの問題じゃなくて、心の問題も大事ですから。 

一番大事なのは、社会性を持つこと

現在79歳の鈴木さん。今も現役で活躍している素敵な方です。現在のお仕事について教えていただけますか?
鈴木 中小企業の支援事業をしています。審査をして支援することになった企業さんを、販路拡大・助成金・生産体制や流通に関するアドバイスなどを通して2年間支援します。そのため、普段は支援している企業を訪問したり、関係先へ出かけたり、展示会へ行って情報収集をすることが多いです。 

定年で退職することは考えなかったのですか?
鈴木 63歳の時に今の職場を紹介してもらいました。「仕事を続ける」というのは、社会性を保つ上で大事なことの1つだと思います。自分が報酬を得たいという気持ちだけじゃなく、社会のお役に立てることがあれば良いなと思って続けています。
あと、僕は昔、回遊魚って言われていたんです。回っていないと死んじゃうからって(笑)。

もっとメイト通信読者の方に何か伝えたいことがあれば教えてください!
鈴木 一番大事なのは、社会性を保つことです。どんなことでもいい。自治会でもいいし、ボランティアでもいいし、何でもいいから、社会と接触していること。そうするとどんどん輪が広がっていくと思うんです。体の健康は、なるようになる。心の健康を保つには社会性がないと、どうしても行き詰まってしまうと思います。もちろん価値観は様々なので、定年後にのんびりと過ごすのも選択肢の一つだけれど、ぜひ同じくらいの年齢の皆さんには、社会的な関わりを何らかで持つということの重要性を忘れないでほしいです。

もっとメイトの印象を教えてください。

左:鈴木さん 右:担当パートナー那波

もっとメイトをご利用になったきっかけは何ですか?
鈴木 きっかけは、とある勉強会で、那波くん(もっとメイトパートナー)と出会ったことです。僕はスマホはいいやって思っていたんだけど、那波くんは僕出身大学の後輩、そして僕の孫とも同じ大学の同学年で、さらにその孫の名前も同じ「ななみ」。これは何かのご縁ということで来てもらうようになりました。

もっとメイトの普段の訪問の様子を教えてください。
鈴木 テザリングを教えてもらって、スマホとパソコンをつなげるようになりました。指紋認証もできるようになって。Facebookの登録、LINEもできるようになったし、タクシーGOもモバイルSuicaも。僕も知らないことがあるから、新しいことを教えてくれるのは非常にありがたい。

那波に対してはどのような印象を抱いていますか?
鈴木 那波くんは半年休学してMIHARUのインターンをしているんだってね。同じ大学の後輩としても、色々アドバイスをする関係です。那波くんに出会ってスマホを教えてもらうことで、新たな社会とのつながりを得られました。

いかがでしたでしょうか?こちらの記事はPDFでもDL可能です。

次回の更新もお楽しみにお待ちください!

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「もっとメイト」とは

株式会社MIHARUが運営するシニア向けライフパートナーサービス「もっとメイト」。孫世代の若いスタッフがシニアに寄り添う「パートナー」として定期的に自宅を訪問し、スマートフォン個別指導をはじめとするデジタル支援や買い物代行、お話し相手など多岐にわたる暮らしのサポートを実施している。シニアが“明日を楽しみに思える”サービスを届けることを心掛けている。



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