無意識な強迫観念

脳みそってホントにすごい臓器だと思います。
考えたくなくても勝手にどんどん考えが巡ります。
脳科学的にいえば、危機回避をするために思考を張り巡らせるそうです。
悩んで、悩んで、これから起こるかもしれないことをシュミレーションします。
ものすごい負担です。
自分の脳はそこまで高機能なスペックではないのでオーバーヒートしそうになります。
心身一体とは正にその通りで心が疲れると身体まで疲れます。
健康というのは身体だけでなく、心も健康な状態だと思います。

仕事、人間関係、家族、将来のこと、いろんな悩みがあります。
問題って連鎖して起こることもあります。
全く関係のない事柄なのに問題が一変に起こるのです。
禍福は糾える縄の如し
つくづくそう思います。

今はある程度、今回の悩みに対応できたので、その時考えたことをまとめます。

まず、

1）悩みは悩んでも無駄。意味がない。
これはその通りのことなんですが、前述したように、脳みそが勝手に考えるので止めることができません。
止めることはできませんが、”悩むことが無駄”であることを少しでも頭の隅に置くと、ちょっと楽になります。

2）悩み、問題とは理想と現実のギャップである。
自分の理想、こうあるべきだとの事柄、それらと現実が違ってしまうことで悩み、問題が発生する。
理想を下げるか、現実を上げるかしか解決策はない。

3）時間が解決する。
時間の流れに逆らうことはできない。過去に起きたことは天地がひっくり返っても変えることは出来ない。未来は、まだ来（き）ていない未（ま）だなこと。
全く何もしなくても解決することがある。

4）無意識な強迫観念
タイトルにもしましたが、この無意識な強迫観念はとてもやっかいです。
常に何かしないといけない。自分がやらないといけない、じっとすることができない。
ずーと働きつづけて、動きつづけて、活動するのが当たり前になっています。まぐろと同じで泳ぎ続けないと息ができない状態です。
人間はいったん止まっても全く問題ありません。
でも、無意識に自分を追い込んでしまいます。
もしかしたら生きている限り、真の解放はないかもしれません。
すべてを投げ出したらと思ったら心が軽くなります。
執着をなくす、執着を薄くする、気にするのをやめる、
あなたが本当に大事にしないといけないのは”あなた”です。
そう思えたら少しだけでもあなたを大事にしてほしいです。