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親御さんからの留学相談でお断りした話

「高校生のうちの娘を留学させたいんです」
と親御さんからお電話をいただきました。

もっと留学ネットワークでは、留学のご相談を、いつでも受け付けしていまして、メールや電話で対応しています。
留学は、安くない出費になりますから、他社さんと比較しながら、ご相談だけももちろんウエルカムです。

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さて、今回はある日かかって来た電話相談のご紹介です。
現在高校2年生の娘さんをアメリカに留学させたい、という内容でした。
留学業界は、海外渡航が難しい時期なため、こういうご相談は大歓迎でしたが、結果的に考え直すようにお伝えしました。

アメリカやカナダは、入国が非常に厳しい状況で、留学用の学生ビザが発給されていないことをお伝えしました。また状況が刻々と変わっており、予測がつきにくい時期でもありました。

現在、留学が可能な英語圏の国は(2020年9月)、イギリス、マルタ共和国、オーストラリア、ニュージランド等で、選択肢は多くありません。

そこで、代替案としてオーストラリアをご提案したところ、興味を持っていただきました。
オーストラリアの新学期は2月。まずは、現地高校の英語教育クラスのESLを経由して半年後位に、正規入学というプランでご案内しました。トントン拍子に話は進み、具体的な学校や費用の話に入ろうというその時でした。

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大学入学資格が得られない!

高校生となると、大学進学を見据えているかどうかが、重要になって来ます。帰国後は、日本の大学に進学をご希望でした。
高校留学の期間が1年だけの場合、海外の高校の卒業資格が取れません、どこの国の大学へも受験資格が得られなくなってしまうのです。したがって高い英語スキルを得たとしても、活かせなくなってしまうのです。

そこで帰国後に日本の大学受験を目指すならば、
 ・高校卒業後に留学
 ・海外の高校に入学し卒業資格を得る(大学受験資格を得られる)
今から1年間ではなく、どちらかが良いのではとご提案いたしました。

スキルを伸ばす、資格を得る、経験を活かす、いずれも大事なことです。一番大切にしたいものは何かをヒヤリングした結果、留学されるお子様の将来を考えて一旦ご家族でお話していただくようお伝えしました。

もっと留学ネットワークでは、留学が人生で最大の効果が出せるようベストなタイミングのアドバイスを心がけています。

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もっと留学ネットワークは、全ての留学を1つづつカスタマイズして手配しています。小さな疑問や質問に答えられる、留学や海外生活の経験豊かなスタッフが対応いたします。遠慮なく、お問い合わせください。

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