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すごいチーム/冨永浩義

結果をだすためのチームマネジメントについて、実際起きた出来事を元に法則や方法が紹介されている本。

以下、グサッときた箇所

・やる気がないって言う人が多いんですよ〜っていう人が一番 やる気がない事が多い。まずは自分自身が他人を巻き込めるくらいやる気になってみる事。

・実行前のアイデアには良い悪いはなくてそのアイデアがうまくいくかどうかなんて誰にもわからない。なのでアイデアを良い\悪いで進めない。

・上司や部下、取引先、同僚等相手との力関係によって曲がった形でリクエストが伝わる事がある。ここはガッツをだして直球でリクエストをすると会話が進むようになる。

・チームには問題が必ず存在している。
当たり障りのない問題しかテーブルにのってこない事がほとんど。
表面上にみえる問題だけにめを向け、それを解決しようとすると多くの場合それと似た問題が発生し続ける。だから「このチームの言えない問題はなにか」をテーブルにのせていく。例えば「社員のモチベーションが低い」の言えない問題は「評価する上司が信頼できない」。言えない問題ができったら、何がうまくいっていないか、どのようにすればうまくいくか、何が求められているかを考える。

・問題を「どのようにすれば?」に言い換えて質問形式にする。答えの質は質問する側が握っている。

・会社の方針はこうです、ではなく、自分たちにとって大成功と思えることはなにか?ここまでやったら素晴らしいことは何かを考える。



7年くらい前、ブックオフでジャケ買いした本。古い考えかもしれないし読み直してもあまり意味ないかも。。と思っていたが読み始めると今の自分に刺さる内容がズラズラ。夢中になり2時間くらいで読了。いつの時代も良書というのは時が経っても廃れないんだな。

にしても、7年前はプロジェクトチームの在り方や進め方に悩んで手に取ったが、今はチームビルディングの研修をするために参考になるかもと手に取ったんだがこの7年でほんのちょっとは成長したのかなと感じる。

どうでもいいけど斜め向かいのソファで楽しく話す女性の1人が大林素子にそっくり。

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