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罪悪感・劣等感の塊になって別居解消

1回目の別居で考えたこと② の続きです。

夫の妹夫婦の結婚式に出て「人生を楽しむ」という言葉に感銘を受けまくった私は、いかに人に恵まれてきたかも思い知り、これまでの自分の生き方を猛烈に反省しはじめました。

こんなに人様に良くしてもらっていたことに気づかなかったなんて、なんていう愚か者なんだ!とばかりに、今度はこちら側に極端に、病的なまでに反省しまくりました。

そして、世の中に対してふて腐れていないで、人や環境のせいにしないで、自分ができることを精一杯やろう!役に立つ人間になろう!自分が得意なことを仕事にしたい!という思いがいよいよ強くなり、別居中に始めた法律系の資格試験の勉強を頑張りましたが…

まぁまぁ惜しいところで不合格⚡

5か月もあったのに?
記憶力、昔は良かったのに?
自分に向いていそうだし、社会的意義もある仕事なのに?

と、けっこうショックでした
(今思うと、↑のような感想が「いかにもだなぁ!」と、過去の自分に対して微笑ましい気持ちになります)。

私は「何かの役に立たなければ生きている意味が無い」と考えるタイプだったので、何かを習得することには大きな意味を感じていました。
資格が取れたら、今よりも「使える人間」になれる。
雇用可能性が広がる。
自分が誇れるような仕事ができる。
…そんなふうにぼんやりと思っていましたが、どれも「ホントに?」というツッコミを入れたくなります(今の私ならば)。


夫や義理の実家に対する申し訳なさ・自分の実家に居候し、助けてもらわないと生きられないと判断した自分の情なさ・資格試験に落ちて時間を無駄にしたという無念さ・資格取得できなかった劣等意識…

こんな感覚で包み込まれた私は、罪悪感と劣等感の塊となり、夫に「改心したので、もう一度一緒に暮らしたいです」と告げました。
そして、共に北海道の自然豊かな地方都市で再出発し、半年の別居生活を終えたのでした。


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