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2022.03.18 カラーグレーディング

新作映画のカラコレをしました。

スタジオに入って、撮影、照明、プロデューサー、編集、
各部署がみんな集まって、色々と意見を出しながら、方向性を探って、
シーンごとの色を決めていきました。

これは!かなり高いクオリティに仕上がっております。

カラーグレーディングって本当に面白い作業なんです。
目から入る情報の操作をするって感じがありまして、
脳に直結する印象操作、みたいな感じでしょうか。
具体性に欠けていますね。
「みたいな感じ〜」みたいな。

ん?

昭和時代のシーンを描く時に、
昭和感を観客に一発で感じさせるためには、
どの様な色や質感で勝負するのか。
ということを、あれやこれややりました。
何を持って昭和感とするか、をみんなで議論しているのが
最高に面白かったです。
年齢で言うことが違うんですもの。

もちろん撮影時にも、衣装やヘアメイクで昭和で流行ったものを
リサーチして再現はしますが、
仕上げのこのカラーグレーディングで突き詰めて、
かなりの完成度となりました。

今回の映画は、各部署みなさんのお力でとても完成度が高くなっています。
監督の質はともかく、
撮影の質、ライティングの質、編集の質、カラーグレーディングの質、
これらを確認するだけでも、この映画を観る価値があると思います。

撮影後はヘトヘトで、編集中もクタクタでしたが、
今はだいぶテンションがあがってきていまして、
とても丁寧に映画と向き合えています。

音楽もだんだんとあがってきていて、とても具合が良いのです。

来週からダビングが始まります。
完成まであともう少し、ワクワクしてきました。

情報が解禁になりましたらお知らせしますので、お楽しみに!
というか、この日記を読んでる人がいるのか不明ではありますが。

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