見出し画像

良い写真を撮る方法 #1


カメラは1台、レンズは3本

なぜかちょっとスランプだ、
いつものように撮れないってことはないだろうか?

そんな時、この鉄則を当てはめてみると、頭がクリアになり満足のいく写真が撮れることを保証しますよ。
要はアイデアをシンプルにするということなのです。
荷物を多く、重くすると、足腰の機動力を奪われることは明白だが、頭の機動力、想像力も奪われてしまうのです。
ショルダーバッグでもリュックでもここぞという時は下ろす。
頭が解放されて、イメージも湧いてくるのです。

ただし重い機材を持ち歩くのは理由もある。
置いたりできれば、カメラ一つになれた時、ストッパーが外れるように頭が動き出すのだ。
プロはアシスタント時代から重い機材を持たされる。
そこからの解放がどれだけいい写真を撮れる環境にあるか肌で知っているのです。


重い機材を持ち歩いていたら誰だって能力は重さに比例して下がる。
移動の最中もアイデアの反復能力、コミュニケーション能力は下がる。
アシスタントになる人がいない時、なるべく機材を最小限にすることをお勧めします。
こういうと、フィルムカメラとの併用は?とかサブカメラは?とか考えてしまいますね。
でも、ここぞ!の場所では持って行きません。どちらかに統一します。

機材を少なくして、一か八かの勝負を自分に仕掛けることも重要です。
勝負?モデルさんじゃありませんよ。自分の能力の限界に挑むのです。


たくさんの種類のレンズを持っていても、ライカレンズで多くて4本ではないでしょうか?
ライカならデジとフィルム2台で負担はありません。
バッグの重さを少なく体を自由にする。
いつもバッグを肩にかけながら撮影してる人は、機材を少なくしてみませんか?

上級者の落とし穴です。
そこまで機材持っていないから大丈夫!という人は、今後、気をつけてみてくださいね。


去年、憧れの写真家とご一緒させていただく機会がありました。
撮影前にトイレに行く時、ここに置いてもいいかなと、僕の足元にバッグを置いたのです。
出てきた写真家は、さあ、行こう!といって、海の方に颯爽と歩いて行ったのです。
僕の足元には、写真家のバッグが。。。。。。。

その日中、約30年ぶりのアシスタントを経験することになりました。
かばん持ちです。
しかし、写真家のバッグは常に整理されていました。

ライカレンズ4本、デジライカ1台、フィルムライカ1台。
仕事でこの感じでしたがプライベートはもっと少ないかもしれません。

この装備が氏の希望に溢れる作品を生み出していたのだと確信したのです。



スクリーンショット 2018-10-06 16.52.27


こんにちは、よろしければサポートをお願いします。サポートが多いほど、やる気が出ます。