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Tokyo Photo Life #7  花束のような恋をした????     秋山海春さん

TOKYO PORTRAIT AWARD. 22では沢山のモデルさんが出演している。
その中で受付を務めて下さったモデルさんの中に秋山海春さんはいた。

屈託のない性格、話してみると、もしや、この人はとんでもない才能を持っているのではないか?と思われた。
“人を楽しくする才能”
確かに秋山さんの作品の中にはほっこりとした暖かさ、懐かしさのようなものが感じられた。
一人のカメラマンさんが、撮影したのならわかる。
でもそうではなかった。
なぜ、みなさんが秋山海春さんを撮影するのか?
その疑問を知りたくなったのだ。

どうも秋山海春さんは僕の知るずっと前から有名だったらしい。
そんなことを知らずに僕は軽々しく撮影を頼んでしまった。
当日、僕は寒さからお腹の調子が悪かった。
昔から寒さには弱いのだが、この日は道を間違えたこともあり、どうにも耐えられず、僕は駅ビルのトイレに駆け込んだほどだ。
歩くほどに悲鳴をあげる僕のお腹。
スタジオに到着する頃には限界一歩手間だった!

DMで連絡を取り合う海春さんもジャストに到着する予定らしかった。

スタジオに登着したが目を疑った!
なんとエレベーターのない5階のスタジオ。
重い衣装や機材を持って、自分のお腹は限界に達していた。
登らなければ撮影にならない。
僕は少しずつ、お腹の負担にならないようにキャリーケースとカメラバッグを5階までの狭い階段を登っていくことにした。
しかし何事にも限界はある。
僕のお腹はバースト寸前だった。
もう少しで入り口まで辿り着く。
手足の震えも限界にきていた。


その時だ! モトユキさーん! 下から声が聞こえた。
元気な、生まれたての赤ちゃんのような、世界の幸せを独り占めしているような声だ。
限界なのに、、、、、
秋山美春さんはブツブツ言いながら階段を勢いよく上がってくる!

狭いからね! 気をつけて! 僕は何事もないように伝えた!

来ないでほしい、漏れてしまいそうだから、来ないで!

部屋に入って何事もなかったようにトイレに入りたい。
それだけを神に祈った。

でも秋山さんはキャリーケース持ちながら笑顔でズンズン向かってくるのだ

我慢できない、、、、、声にならなかった



来るなっつーのに、秋山さんは階段を一人で元気よく上がってきた。
やっと鍵を開けると、秋山さんを先に通し、やっとトイレの蓋を開けた。
えらいぞ!モトユキ! それでこそお前だ!
女子を先に部屋に通すまで持ち堪えた!
えらいぞ!モトユキ!
僕は座りながら、苦痛に耐えながら、自分を褒め続けた。


なんにしても屈託のない性格 それが秋山さんの魅力だ
お腹の痛い僕を前に一人、屋上に上がってみたり、動きは止まらない。
撮影が始まっても休まない。
僕がお腹が痛いからといってペースを緩めたりはしない。

自分のやりたいように写真に写っていく
もうそれは被写体暴力団だ
モデルヤクザなのである!

部屋中を飛び回る秋山さんにマニュアルフォーカスのライカで追うのは不可能であった。 写りたいように動く、もちろん動かないでと言えば泊まってくれるがそれは5秒ともたない。
笑いながら部屋を駆け回る。
こんなモデル見たことない!

コバヤシ、こんな作品撮ったの初めてです

お腹はずっと痛かったです。


1.モデルになったきっかけを教えてください

小さい時から写真が大好きで、誰かが喜ぶことをする事が大好きだったので、そんな大好きな写真で誰かを笑顔に出来たら幸せだなと思い、撮影会に参加したのがきっかけでした。

2.それまではどんな活動をしていましたか?

モデルを始めたのが15歳なので、それまではシンガーソングライターを目指して作詞をしたり、 人と関わる事が大好きで、ボランティア活動をしたり、大好きな子どもに関わる活動や、スポーツをたくさんしていました!

3.自分にとってモデルとはなんですか?

封印した感情を解放(表現)できる幸せな活動であり、カメラマンさんと心を通わせ生きた証を残せる幸せな活動です!!


4.メイクや服装で気をつけてる事

自分に似合うかも大切かもしれませんが、それ以上に、カメラマンさんや場所に合わせて、求められたイメージを最大限表現できる、メイクや衣装を選ぶこと!なりきれるよう、メイクと衣装はセットでイメージを膨らませる事!


5.モデルとしてのセールスポイント

表現力の幅と、そのスイッチです。 喜怒哀楽は勿論、可愛い、綺麗、かっこいい、子どもっぽい、大人っぽい、いろんな表現を、一瞬で切り替えながら表現出来ます!


6.モデルをして変わった事

大好きな写真が、もっと大好きになったこと!! そして、自分に少し自信が持てるようになった事です。(最先端の盛れるアプリ写真より、モデルとしてのポートレート写真の私の方が圧倒的に好きです!!)


7.幸せってどんなとき?

喜びや幸せを共有できた時!! 特に大好きな歌な写真を通じて、元気や笑顔になって貰えたり、心が通った(届いた)瞬間は、世界一幸せ!!って有頂天になれます!!


8.写真に写る自分と本当の自分の違いは?

どちらも全部、本当の私です。 「作る」という事は、どちらもしていないのです。 ただ、写真の中では、「怒りたかったり」「悲しかったり」「甘えたかったり」私が私の生き方として選択して来なかった、私の奥底に閉じ込めてきた感情を表現する事が出来るので、より多くの私が写真の中では生きています。


9.幼い頃はどんな子でしたか?

人も動物も自然も大好きで、一歩外へ出たら誰とでも仲良くなってしまう、怖いもの知らずで、お転婆で、「天真爛漫!」「無邪気!」「元気印!」と出逢う人みんなに言われる子でした。 そして、とてもよく食べよ、よく動き、よく笑い、よく喋る子でした。笑


10.将来の夢

壮大で恥ずかしいですが、子どもの頃は、世界中の人を世界一笑顔にできる人になる事でした。 今もその土台は変わらず、大好きな歌や写真、好きな事・得意な事を通じて、愛する子どもたちを中心に、1人でも多くの人の幸せのきっかけになれるハピネスデザイナーになる事です!


11.趣味、生き甲斐

歌う事、作詞作メロ、写真や映像を撮ること・撮られること・観ること、公園の子どもたちや愛猫と遊ぶこと、美味しい物を食べること、好きな映画やドラマやアニメを観ること、身体を動かすこと


12.自分を色に例えると

水色と、黄色やオレンジ!空や海や太陽みたい!と言われ過ぎて、それ以外思い浮かびませんが… 大好きな事がいっぱいで常に騒がしいので、脳みその中身はレインボーです!笑


13.小さなときなりたかった職業

ヒーロー、保育士、歌のお姉さん、女優、タレント、モデル


14.将来で1番自慢できること

たくさんの人たちに恵まれていること。


15.文系?理系?体育系?

体育系!!!!!!!


16.好きな食べ物、嫌いな食べ物

パクチー意外(特に鍋と枝豆!)、パクチー


17. 休日の過ごし方

愛猫とくっついたり遊んだり、公園で子どもたちと遊んだり、写真展めぐりしたり、育った巣鴨へ行ったり


18. みんなからなんと呼ばれてる?

みは!みはちゃん!ねぇね!


19. 皆さんに言いたい事

出逢ってくれてありがとうございます! 大好きな写真を通じて出会えてとても幸せです! 私は、一生表現者として生きたいので、皆さん一人一人の世界を照らす助演モデルとして、一緒に素敵な瞬間を共有し、生きた証や喜びを写真として残していけたら幸せです!


20. 未来の自分、10年後の自分にひとこと

好きな事をやれていますか?今(10年前)より幸せが大きくなっていますか?今(10年前)より成長出来ていますか?私はあなたを応援しているので、自分を信じて、あなたらしく、感謝の気持ちを大切に突き進んでください!


初めてでした こんなモデルさん

みなさんもどこか元気が欲しいとき、秋山海春さんにモデルを頼むと元気をくれるかもしれませんよ

僕も次回はお腹の調子の良い時に、撮影させてもらいたいです。

次は新年会ですかね。

秋山さんのファンも沢山集まるようです。

お腹の調子を良くして、次も楽しく撮影、お願いしたいです。


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