2018版『十二月記』秋

2018年がどんなものだったのか振り返る。サブカル者のモトタキからみた12ヶ月をご笑覧あれ。最後は秋。

2018年10月

ツイッターランドでは、山本さほ先生が「世田谷区との仕事トラブル」レポマンガを投稿し、即日で区長が動く展開にツイッターの影響力の高まりを感じる。

なろうに三億円事件の犯人を名乗る人物の告白手記が投稿。真偽不明だが評判になる。なんとなく編集部ぐるみの販売計画を感じるが楽しいのでよし。

漫画界隈で、『ワールドトリガー』が２年の休載を経て連載再開へ。

秋アニメ開始。

TRIGGERによる特撮のアニメ化『SSSSグリッドマン』、ゾンビでアイドルで宮野真守劇場な『ゾンビランドサガ』のクオリティがスゴい。『ゴブリンスレイヤー』の陵辱表現で激震。

『ゴブスレ』マンガ現行全巻購入。読破。

色彩美しい青春もの『色づく世界の明日から』、王道異世界チート『転スラ』、なんとなく個人的にハルヒを想起する異能力純愛『青ブタ』、タイバニチームによるドタバタ刑事『ダグキリル』、マラソン『風が強く吹いている』に忍者味がある『リリスパ』他、新作もいい感じ。

逆に作画崩壊が癖になる『いもいも』もある。原作者は泣いてそう。

『ジョジョ５部』は安心の面白さ。『ゴールデンカムイ２期』は演出が格段によくなって楽しさアップ。『トネガワ』の枠で『ハンチョウ』が同時放送。最高の演出すぎる。

豊作。

アニメ映画『若おかみは小学生！』も視聴。泣いた。正直、あれから涙腺がゆるい。田中圭一先生も激推し。『音量上げろタコ』視聴。作品中盤からがちょっと物足りない。もっとDMCみたいな音楽バトル見たかった。

時事ネタ、南青山『児相建設にセレブが反対』に対して地元民が「そんな反対運動知らない」と反論。不動産主導の活動の疑い。

渋谷ハロウィンでトラックがひっくり返される。さすが悪魔の宴である。

ツイッターランドでは『カスタムキャスト』が流行。推しキャラを再現したり自身の性癖の権化を生み出す「造形遊び」に夢中になる人たち。

打ち切られた『専門学校JK』がツイッターパワーと電子書籍のマネタイズで連載復活の兆し。

漫画といえば、手塚治虫キャラが美少女化するスマホゲー『絵師神の絆』に対して「手塚治虫先生がご存命ならもっと性癖エグくするに決まってんだろ」とキレる人々。好き。その拗れた怒りの感情は大好物。

ファンタジー作品におけるジャガイモ警察をどう見るかで『指輪物語』を参考にしようぜが色んな意味で盛り上がる。

「こんにゃく」「河豚の卵巣の糠漬け」「シャグマアミガサタケ」など毒物を解毒して食べる文化に触れる。なぜ、こんな手間を掛けてまで食べたのか。

FGOはオニランド開演。ハロウィンイベントではある模様。さらっとイリヤことシトナイが実装して、たぶん口座が死んだ人間がちらほら。笑う。

明治ザ・チョコレート9種類チャレンジを決行。旨味。

2018年11月

11月4日が誕生日。２年越しに行ってみたかった『ポムダムールトーキョー』でりんご飴を食べる。これ旨味。すごいシャグシャグでパリパリ。池袋パルコ『ニュウ・ムンク展』で幻聴体験。楽しい。

マイナビで『元芸人社長のスベらない仕事術』を短期連載執筆。お笑いテクニックに詳しくなる。

ワイドナショーコラムで芸能プロ社長のパワハラ暴行に対して松本人志が「そもそもやってはいけない。それに優しくないと面白くない。無茶振りするからには自分もそれを受けるのが当たり前」的なことを話していたのでまとめる。

渋谷ハロウィン4年観測レポートで「時間帯による客層変化」などが発表。面白い。

モーターフェス取材。酷暑過ぎて取材中にクラクラとなる。キツい。11月なのに熱い。バブリー美女やマッチョ、そして車達を眺める。アイス食べたい。

FGOで1500万DLキャンペーンで英霊プレゼント。剣ディル手動botがようやく手に入れることになる。エルメロイ2世の事件簿アニメ化の可能性大。テンション上がる。そして2部3章スタート。脚本が虚淵先生で大盛り上がり。中華新英霊も大人気。

セガのスマホゲー『リボルバーズエイト』制作発表会に突撃取材。試遊。これ楽しいから早く実装してほしい。冬っていつまでだろ。

ぷよクエとスイパラのコラボカフェ取材。がっつりコラボフードを堪能。細山田総合プロデューサーと歓談。「かつてのぷよぷよキャラは今は出せない物も多い。年齢制限がかかる」なんて話を聞く。今回まではぷよクエのシナリオ的に封印していたカレーが登場するのが熱い。

ツイッターランドを騒がせたのは、Mステの椎名林檎とエレファントカシマシ宮本のコンビ。防弾少年団が原爆Tシャツで炎上して出演お断りとなったので注目度が高いところで、みやじが大暴れ。最高。

TV番組の影響でハンドメイドに対して「原価は安い」と値切ろうとする愚者が増える。反発で原価厨を叩く流れ。

一般人による『ウイグル自治区の弾圧の実態』レポートが投稿。すぐに拘束され何の成果も得られなかったジャーナリスト・安田純平氏のシリア取材と比較する声も。

喧嘩仲裁して手は出さずに暴力に元女子プロ・長与千種氏に対して、「あなたこそヒーローそのもの」とファン称賛。国の技術力の証明だった『キログラム原器の御役御免』にロマンを感じる。

2025年の大阪万博開催決定で「20世紀少年かな」と訝しむツイッターランドの民。

漫画界隈で阿東里枝先生の芸人バトル漫画がモデルになった芸人たちに拡散されてバズる。個人的には、もうちょっとストーリーちゃんとしてほしい。でも落書きネタだから今のままでいいんだろう。

中学受験を塾講師から斬り込むマンガ『二月の勝者』が話題。現行全巻購入して読破。めっちゃ面白い。

『BEASTARS』現行購入。読破。こういう世界観好き。そういえば『専門学校JK』が12月から連載復活確定。やったぜ。

スキマで無料公開中の『将太の寿司』の「笹寿司」がツイッターランドでおもちゃになる。折角なので『将太の寿司』と『喰いタン』を久々に読破。

魔神ぐり子先生の『楽屋裏』講談社地獄編がスタート。楽しみ。改めて『楽屋裏』シリーズ全て購入して読破。面白い。

『グラップラー刃牙』『バキ』『範馬刃牙』『刃牙道』を読破し直す。

あみあきひこ先生の「エロが苦手なちょい病みアラサー処女が風俗にいった」レポマンガをトゥギャる。これの読後感は童貞喪失を思い出す。

家族社会学研究で「学歴と不倫の関係性」を指摘する論文が発表。学者本人に依頼すればデータでいただけるので拝読。

「男性は学歴が低い人、収入が高い人、配偶者のほうが高給な人。女性は学歴が低い人」との結論。男性はとにかく不倫をしやすい傾向にあるのか。本能ゆえか。

動物愛誤に触れる。猟師の皮なめし実況が楽しい。

ゾイドワイルドのダイオウグソクムシZOIDSが気になる。ちょっと欲しい。

とっくりマナーから、とんでもマナー大喜利が開始。ツイッターランドにとってマナー講師は悪の象徴。

転売屋の買い占め被害を受けた同人作家に罵倒メッセージが届いた件をトゥギャまとめすると、転売屋たちがコメント欄で大暴れ。彼らの言葉はとても大事で、それを踏まえた法制度の整備の必要性を感じる。

NTRについて考え直すと、「武者斎胡ガンダムの洗脳」がヰタ・セクスアリスではないかと思い至る。飲み会でその話をすると、眼前の相手がそのアニメの作り手だと判明。「そんな影響もあるのか」と驚かれる。ごめんなさい。

ソウギョ、アライグマ、ホンビノス貝など外来生物の食用リストを興味深く読む。食べたい。

「コミケ有料化の可能性」の話が浮上。カタログ購入しなければリストバンドで入場しようとの文言に逆にリストバンドで妄想をふくらませる人々が好き。

Vチューバーの蠱毒企画が話題になる。「消えたくない」「笑わなくちゃ」がとても愉悦な心をくすぐる。

映画で『サーチ』視聴。この手法は好き。日本とアメリカのネット文化の違いがさほどない部分に驚き。

義仙会にて斬り体験。真剣を振る機会を得る。やっと覚えた”斬る”感覚を大事にしたい。

2018年12月

ゾンビランドサガ公式アカウントが突然江頭2：５０とのコラボ動画を投稿。OPに合わせて、キレッキレのエガちゃんを眺める動画にファン爆笑。

『ハグプリ』で男子プリキュア「キュアアンフィニ」誕生し、それを見守る「キュアゴリラ」の小ネタに笑う。自己防衛おじさんも反応。

海外が熱い。パリで黄巾の乱「ジル・ジョーヌ」が勃発。手榴弾で手を吹き飛ばす者もの出る。マクロン人形を斬首する姿に、フランス革命を重ねる声も。ギリシャでは１０年目の少年銃殺に対するデモで火炎瓶が飛び交う。

ファーウェイの会長の娘である副会長がカナダで逮捕。中国はiPhone締め出しの構えを見せ、アメリカはファーウェイら中国製品の使用禁止を他国に言い渡す。経済戦争が激化。そんな中、世界規模の通信障害。ファーウェイの陰謀が囁かれるもエリクソンのソフトが原因と判明。ソフトバンクに見当違いのクレーマーが怒鳴り込む動画がツイッターランドに流れる。

渋谷のぼったくり店舗がネットで晒し上げられる。だが名前の似た渋谷の牛若丸や津田沼の肉若丸が風評被害を受ける悲劇も。

「新語・流行語」「アニメ流行語」「ネット流行語」「ヤフー検索大賞」が次々発表。相変わらず新語・流行語はズレてる。高給中華料理を食べてる場合ではない。

これは漫画界のムーブメントなのか。新刊発売のマンガ家たちが次々と一話をツイッターに公開する流れ。

英国博物館でマンガ展覧会が企画され、公式ツイッターのトップ画がゴールデンカムイのアシリパさんになる。あのマンガが英国人の性癖を変えてしまわないか心配しながら笑う声も。

FGOの「よく燃えるサリエリ村」2018年度年表を元にまとめ製作。定期的に公式の供給がある村は羨ましい。胤舜も供給があるので、村を探してみたい。一緒に喜びたい。

M-1グランプリ2018は霜降り明星。和牛３年連続決勝敗退。スーパーマラドーナ武智ととろサーモン久保田が上沼恵美子に対して暴言を吐くネット動画投稿して炎上。上沼恵美子は相手にせず。ただこれをきっかけに松本人志がえみちゃんねるに出演することがほぼ確定へ。

AppStoreから消されて焦ったTumblrがサービス内のエロコンテンツをAIによって児童一斉取締り。サーターアンダギーまで取り締まられる事態に。

推し絵師にイラストを有償依頼できるサービス「Skeb」の運営模様をトゥギャって観測。評判は上々。これからどうなるか。

※12月記は内容の加筆修正の可能性あり