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6.そして一人旅が始まる ーエジプト編4~命がけのダイビング?

1ヵ月半位滞在していた砂漠を離れて、
紅海に面した海沿いの街「ダハブ」へ。

今まで、さんざんエジプト人達とバトルを繰り広げてきた
僕達にとって、そこはゆっくりと時間の流れる
穏やかな海沿いの街で、とても開放的だった。
水着でぶらぶらしている西洋人が多くて
まるでリゾートに来ている様な感じ。

紅海はダイバー憧れのスポットの一つでもあって
3日でオープンウォーターの資格が取れるというので
挑戦する事に。

ところが、このスキューバーのレッスンがスパルタ。
初日にビデオ観せられて、次の日、いきなり海で実践。
プールでの練習は一切なく、いきなり海の中でマスクを取って
再装着などをやらされて、僕は上手く水出せずにパニックになった。
怖さが先に出てしまい、「もう諦める」と伝えると
「ここで逃げたら一生潜れない」と言われ
覚悟を決める。

3日目、いよいよ10メートルの深さでマスクを外して
再装着の実技。
笑られると思うけど、僕は前の日に何度もイメトレして
死ぬ覚悟で実技に挑んだ。

結果、マスクを再装着して水をマスクから出し無事に呼吸が出来て
ほっと一息。
その後は綺麗な紅海の水の中、ウミガメと一緒に泳いだりして、
スキューバーを満喫する。

無事、スキューバーのライセンスを取得!
何とかやり切れて本当に良かった。

ウミガメ

その後、颯太はスキューバーのアドバンスのコースを受けて
ナイトダイビングをして楽しんでいたが、僕は恐怖心が完全に抜け切れず
コースを受けないで彼がコースを終えるのを陸で待っていた。

ダハブを満喫して、シナイ半島に向かい
モーゼの十戒で有名なシナイ山に登って
朝日を拝む。

シナイ山

気が付くとエジプトに来て2ヵ月が経っていて
2人で慌てて次の目的地、隣国のヨルダンに向かった。

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