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エアータロット占い〜2

タロット占いに興味を持ち始めたのは、通信制の大学で心理学を学んでいたときです。分析心理学のカール・グスタフ・ユング関連の著作を読んでいて、心や魂の問題を扱っていくと人類の古層の知に触れることがあるという深層心理の解説があり、神話や古宗教や占星術など、現在はオカルトと言われているようなことも研究の題材としていたらしい、ということに興味を持ちました。

当時私の認識は、タロットカードはいろいろな種類や絵柄があるらしいぐらいで、占いというものに漂っている禍々しさを自分はどう扱っていいのかよくわからないまま、遠目に見ていた感じでした。
一方、月の満ち欠けと潮の満ち引き、太陽の周期と季節というのは深い関係があるのに、天体の星がまるで私たちと関係は無い、とは言えないだろうなとは思っていました。占星術は、惑星の運行表を元にしています。その占星術とタロットカードにはシステムとして関連があるということを知り、仕組みや構造があるなら覚えることや理解することもできるのではないかと思い、少しずつ調べはじめました。


最初に書いたタロット占いの文章は、こんな感じです。
この時は、何をどうまとめていいのかわからなかったので、占ってから、占いを読み取って文章にまとめるまで長い時間がかかりました。

2020.11.3
使用デッキ:ウェイト・スミス版(ライダー版 A.E.Waite プレミアム)
並べ方:ケルティッククロス

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今までは、気がかりだったけれど、はっきりとはわからなかったことが、明るみに出てくるかもしれません。忙しかったり、いろいろな人からの要求やそれに応えたい思いなどで素早く物事をこなしている内に、あなたはこれまでとは違った自分への信頼の気持ちを抱くかもしれません。傷ついていても能天気なフリをしたり、あなたの元々の素晴らしい生命力や物事が正される力で、他人の犠牲になっても貢献してきた部分が、あなた自身のためにその力を使うようになるでしょう。

それは、決して自分のためだけでありません。周囲の人の幸せや貢献を阻むものではありません。むしろ、自分の役割やできることをしっかりとやりつつ、できないことや苦手なことを手放して、または、他人に任せていけるような、なんでも自分でやろうとしてきたときには無かった解決策や最善策を見出すことができるでしょう。現在、あなたの心境としては、少し行き詰まっていて、これから行っていくことに不鮮明な予感があるかもしれませんが、あなたの持っている惜しみなく与えることのできる力は、汲み尽くせない豊かなものです。
これからやってくる物事の判断は、自分自身への信頼を伴います。心の動きを繊細にキャッチしながらも、決断できることでしょう。
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次は、他人を初めて占った(エアーで勝手に)応援文を紹介します。
「エアータロット占い〜3」へ続く


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