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石ころくらい転がっている!?   【ビジネスチャンスの見つけ方】

こんにちはMOTOTSUGUです。

今回はビジネスチャンスの見つけ方について勉強しました。

僕が日々勉強させてもらっているMUPの校長で
25歳から28歳で80億ほどの資産を築きあげた
#竹花貴騎 さんの新規事業立ち上げの実体験に基づいた
内容になります。

これを勉強する事で
「世の中をどのように見て」
「何を感じ」
「どうビジネスに活かすか」

という思考まで身に付けることができます。

ビジネスのチャンスは石ころ以上に転がっている

まずは『人々が何に対してお金を払っているのか?』これを理解しておく
必要があります。

「不」を解決するためにお金を払っている

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この『不』はどこにでも転がっているので
この『不』見つけ出すスキルがとても大事になります。

フィリピンでの話

竹花さんがフィリピンの駐在員をしていた時に実際に行った
新規事業についてご紹介していきます。

フィリピンに到着し空港からホテルまで向かうタクシーの中で
一つの『不』を発見しました。

まずは次の2枚の写真をご覧ください。

道写真②

道写真③

この2枚の写真で何か気付くことはありましたか?

次にフィリピンの病院の写真を見てください。

病院ロビー

病院ロビー②

もう一度先ほどの道路の写真を見てください。

何か『不』に気付きましたか?

竹花さんが車の中から気付いた『不』それは・・・

”看板がめちゃくちゃ多い”

と言う事です。

次に病院で気付いたことは・・・

”待ち時間が長い、病院が綺麗、高級車で来る人が多い”

でした。

しかしこの気付きがあったからと言ってどうビジネスにつなげて
行けばいいかわからないですよね?

裏側の真実(REVERS FACT)

僕も含めて大抵の人々は表面上の事実(SURFACE FACT)
しか見えていません。
しかし目に見えたものを更に調査したり
その部分に対して「Why」を考えるクセをつけることで
そこに広がるビジネスチャンスに気付けるようになっていきます。

そしてこの時、竹花さんが気付いた裏側の真実(REVERS FACT)
がこちらです。

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①の広告看板が多いと言う事はそれだけ広告を出している企業がいると言う事

③、④の病院が綺麗で高級車で乗り付けている理由は
日本のように保険の制度がない、病気になった場合
私立病院だと100%保険料が自己負担になるため
お金持ちしかいけない

このリバースファクトを感じた竹花さんは
次の様に事業化しました。

病院の中に広告看板を出す

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なるほど!!!🤯🤯🤯🤯🤯🤯

さらにこれによって屋外広告を出しているクライアントに対して
解決できることが3つあります。

・効果の効率化
・コスト削減
・ブランディングアップ

【効果の効率化】

マスメディアやOOH(屋外広告)は全員に対してリーチを行います。
ただその中で商品を購入するのは一部になります。
しかし広告費は何人の人にリーチしたかで決まるのでその分
広告費も上がってしまいます。

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これに対して図左側の竹花さんが事業化したメディカルアズでは
ダイレクトにリーチができます。
例えばクライアントがお金持ちに対してリーチしたい場合は
病院内に広告を置くことで、直接リーチが出来て尚且つ
広告費も少なくて済みます。

さらにタイムボリュームと言われる
広告を見ている時間も全然変わります。

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車で広告を見る場合はせいぜい5秒くらいなので会社名かサービス名しか
覚えられていません。

それに比べて病院では待ち時間が長い分、カタログや冊子などにも
目を通してもうらうことができるのでそれだけで教育的な広告になります。

【コスト削減】

では次に屋外広告と病院広告の差ですが
先ほども書いたように広告費というのはどれだけの人にリーチできたかで
値段が決まってきます。

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《屋外広告》
1ヶ月に道路を通る人の数が400万人、その内30%の人が目に入っていて120万人になります。※看板にカメラをつけているため特定できる
お金持ちをターゲットにしたような商品であればその数は全体の10%
(フィリピンのお金持ちの割合)になり12万人が顧客層になります。

《病院広告》
500クリニックくらいで25万人くらい来院します。そのうち50%が見たとして12万5000人くらいです。
病院にこれるのは100%お金持ちと考えるとそのまま12万人が顧客層に
なるので費用は半分以下に抑えられるのです。

【ブランディングアップ】

病院内に広告を置くことで屋外広告よりもブランディングがアップします。

その理由は「ドクター商法」と呼ばれるブランディング手法が使えるから
です。

例えば病院内にレッドブルが置かれていたらこの病院はレッドブルを推奨しているんだ・・・じゃあ飲んでみようかな?となりますよね。

実際にこの手法を使っているのが

ドクターペッパーやドクターシーラボなどです。

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逆に道路などにある看板広告では何のブランディングにもなりません。

以上の3つをクライアントに対して解決できたのです。


事業成功のための戦略

次にこの病院のスペースを借りて、クライアントに「広告出しませんか」と営業する仲介屋のようなビジネスを成功させるために
竹花さんは次の3つの戦略をとりました。

①無在庫商法
②独占契約
③競合排他

①無在庫商法

まず病院のドクターに対して、「このスペースを貸してください」と営業を
かけます。
「しかしまだお金は払えない、このスペースを今から売りにいくから売れたらお金を払います」と言った契約にしたのでコストも在庫もゼロで済みます。
また病院側も普段は空いているスペースなので決まってお金が入ってくれば
こんなにラッキーな事はありません。

②独占契約

さらに「弊社以外には貸さないでください」「絶対に売ってくるから」
と言う事で独占的に病院と契約していけます。

こうしてマニラ中の4000~5000の病院を制覇したそうです。

③競合排他

《売り方は独占契約で年間契約》

そしてクライアント側への売り方もスペースは限られているため
「そちらが買わないなら他に売ってくるからいいよ」と言った感じで
独占契約して他社が入ってこれない様にし、尚且つ年間契約にすることで
経営の安定性を持たせました。

新規事業の立ち上げ方

新しい事業を何か立ち上げる時に大切な3つの事

・新しいものをさがすな
・ターゲット層を絞るな
・シード(種)はどこにでもある

新しいものをさがすな

今の時代、世の中はモノに溢れ新しいものなんて生まれない時代に
なっています。
それよりも情報と情報をつなぎ合わせ、掛け合わせることで
「新しいもの」に進化していきそこに「機会」見出します。
アインシュタインの様に世紀の大発明などをするのではなく
とにかく情報に触れることが大切です。

【ターゲット層を絞るな】

先ほどの竹花さんのビジネスのトップクライアントは

1位 不動産PR
2位    車メーカー
3位 健康器具

だったそうです。病院での広告だったので竹花さんも最初は
製薬会社にクライアントを絞って営業をかけていたそうなんですが
実際には見るお客さんに時間をかけてPRできることと、
所得の高さが保証されているため不動産業界がトップクライアントになりました。

「ターゲットを絞る」のと「ニッチ戦略」の違い

ターゲットを絞る事とニッチ戦略は全然違います。

例えばあなたのお店があって
「ウィスキー」も「ワイン」も「日本酒」も「カクテル」も
出すお店にした場合、どんどんコストは上がっていきます。
しかしその中から『最低コストカクテルだけを出すお店にした場合は、

”コスト削減”しながらターゲットの中の”カクテル好き”という
最大マスを狙う事ができます。

これを『ニッチ戦略』と言い

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そこから女性や男性、年齢をしぼることはターゲットを絞る事になるので
ただの機会損失になってしまうのでやる必要はありません。

【ビジネスの種はどこにでもある】

最初にも書いたように『不』を解消することがビジネスのチャンスに
繋がります。
この『不』は石ころ以上にどこにでも転がっているので
それを見つける事、そして目に見える真実ではなく
その『裏側の真実』に目を向けることで
ダイヤモンドの原石を発見できるようになるでしょう。

まとめ

・「不」を見つけ出すことがビジネスチャンスの第一歩
・とにかく情報に触れ繋ぎ合わせる事で進化させていく
・ニッチを攻める、ターゲットは絞りすぎない

以上ここまで読んでいただきありがとうございました。

#MUP #MUPウサギクラス #竹花貴騎 #アウトプット  
#ビジネスチャンスの見つけ方

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