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【投資について知る】~株式会社を説明できますか?~

どうもMOTOTSUGUです。

お久しぶりすぎるくらいのお久しぶりです。

だいぶ更新が滞っていましたが自分が勉強したものを

しっかりとインプット出来るようにアウトプットしていきたいと思います!

よろしくお願いします!

最近は投資について俄然興味が出てきたので投資についてしばらく勉強していこうと思います!

そこでまずは『株式会社』について分かりやすく書いていきます。

この記事を読んで学べる事

①株式会社の歴史
②株の理解
③株で利益を出す方法

株式会社は胡椒から始まった

16世紀後半、それはそれは大昔、オランダに東インド会社という
大きな組織がありました。
軍隊も操るような大きな組織でした。

植民地としていたインドやアジアの国で胡椒を採取し
それをまたヨーロッパに運んでいくビジネスを行っていました。

しかし船で運ぶには海賊や嵐などさまざまなリスクが付きまといます。

そこでこのリスクを少しでも回避するために考えました。

「儲けを分かち合う代わりにリスクも分かち合おう」

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これはどういうことか?

まず儲けたい人を募集してその人たちからお金を集めます。

胡椒を無事持ち帰り利益が出たらその分の儲けも分け合うと言うものです。

その際、お金を出してくれた金額に応じで「株券」を発行してそれと引き換えに儲けを分配するといった流れです。

途中で海賊や嵐に襲われて胡椒が無事届かず儲けが出なければ当然お金も入りません。

これが株式会社の始まりです。

株式会社とは資本金を元に作られています。

仮に次の様な会社があったとします。

資本金 100万円
発行株 100株
=1株1万円
30株は僕が持っているとして70株はお金を出してくれた人が
それぞれ持っているとします。

先ほどの胡椒の取引に当てはめると

資本金100万円で船を作ったとします。

胡椒を無事持ち帰り1000万円の儲けが出ました。

30株を持っている僕は取り分が300万円
70株持っている人たちにそれぞれ所持している株数と引き換えに儲けを分配します。

こういったシステムを考え出したわけです。

中小企業と大企業の違い

次に、世の中にある会社の中で中小企業と大企業の株の違いを説明します。

まずは中小企業の株のルール

中小企業の株価は自由に設定できる

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中小企業は自分の会社の株を代表が言い値で自由に設定できます。

しかし!
未上場企業は経営状態が見える化されていないため内部の状態が解りません。

その為、詐欺リスクが非常に高くなります。

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投資家からするとお金を儲けたいが経営状態や内部が見えない
中小企業にお金を出すのはリスクが高いのです。

そこで存在するのが

「Due Diligence」(デゥデリジェンス)

という企業価値の査定や法律に関わる資産について調査してくれるものです。

しかし投資家達がその度にこの調査を依頼していると時間も費用もかかって 
しまい『安全に簡単に投資したい投資家』と
『詐欺ではないし安全だからもっと投資家に投資してほしい企業』が
昔はうまくマッチングしませんでした。

そこで誕生したのが

日本取引所グループです。

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東証一部や東証二部、東証マザーズやジャスダックなど
聞いたことはないでしょうか?

これは一定の基準をクリアした企業だけを登録させる会員制クラブです。

つまり企業からすればここに登録されれば信用性が増し
色んな投資家が見てくれてお金を集めやすくなるためここに登録されるように頑張るわけです。

IPO

企業が新規で上場した際には、「新規公開株」や「新規上場株式」と表し、株を投資家に売り出して、誰でも株取引ができるようになります。
これをIPO(Initial Public Offering)と言います。

上場企業になると財務状況や現在どんな取引があるかなど経営状態を株主に公開する義務が出ます。(IRなど)

今まで見えなかった経営状況の部分を見える化することで
投資家達が安心して投資できるようになりお金が集まるようになります。

そこで出てくるのが証券会社です。

証券会社の役割とは

上場した企業が自分のところの株を投資家達1人1人に売りに行くのは
大変です。
そこで証券会社は色んな企業の株を扱いそれを代わりに市場で
売ったり買ったりするわけです。

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上場した企業はとんでもなくすごく
逆に上場しない会社は大した事のないように思いますが
一概にそうではありません。

上場すると言う事は人様からお金を集めたいと言う事です。

逆に自社に資金が潤沢にあれば上場してお金を集める必要はありません。

皆さんが知っているような企業でも上場していないところは
沢山あります。

森ビル                サントリー   
小学館                竹中工務店   
                                  YKK             朝日新聞社                                                                      佐川急便       エースコック                                     ロッテ                富士ゼロックス

上場する事でメリットはもちろんの事デメリットも出てきます。

【メリット】
・社会的信用が格段に高まる
・資金調達が容易になる
・健全な経営体制の体現
・創業者利益の享受
【デメリット】
・上場継続のため費用(数千万くらいかかる)
・株主総会の手間(IR含む)
・経営について長期的な視野
・幅広い株主の実現
・買収リスク

株式会社は株主のものです。
上場すれば株主の意見に左右されて自由な経営が出来なくなったり
買収されたり、
財務状況を公開、報告して、利益を還元しなければいけなくなります。

そういった部分で上場しない企業もあるわけです。

会社が倒産しても株主は責任を負いません。
自分の出資額がゼロになるだけでそれ以外は責任を負う必要はありません。

つまり逆に言うと株主は最強なわけです。

株で利益が入ってくる3つの方法

前置きが長くなりましたが結局はここ!
どうすれば株で利益が入ってくるの?
ここだと思います。

株で利益が入ってくる方法は以下の3つです。

【株主配当】 【株式優待】 【キャピタルゲイン】

一つ一つ書いて行きます。

【株主配当】

株を買うと、その保有株数と配当価格によって配当額が変わります。

例えば1株あたりの利益配当が10円の場合
100株もっていれば1000円
500株もっていれば5000円
1000株もっていれば10000円
とそれぞれ配当されます。

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株は上がり下がりで儲かるだけではなく配当だけで十分儲かっている人もいます。

アメリカだと株主配当は高いもので5%を超えるものもあるようです。

実際にはNYダウで平均で2.37%
日経平均で2.14%くらいの株主配当がもらえています。

【株式優待】

株主優待券と言うのを聞いたことがあるでしょうか?
これは、企業が自社の株を購入してくれた株主に向けて、自社の商品やサービスなどの「優待品」を贈る制度です。

なぜこのような制度があるのかと言うと
株主に自社の株を売らずに持ち続けてもらうためです。

株は売られてしまうと株価は下がり企業価値が下がってしまうからです。

この桐谷さんと言う方は約1,000銘柄を長期保有し、優待品だけで
生活をまかなうという強者のおじさんです。

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【キャピタルゲイン】

最後に紹介するのが購入した株の価値が上がったり下がったりして儲けをだすキャピタルゲインです。
皆さんが一般的に株式投資と聞いてイメージするのもこのキャピタルゲインではないでしょうか?

例えば株価100円の株を購入して株価が200円になった時に売れば
100円の儲けになります。これをキャピタルゲインといい

逆に株価が購入時よりも下がり売ってしまい損した場合は
キャピタルロスと言います。

株で絶対に当たり前に変わらない事、条件とは・・・


絶対に上下すると言う事です


株が下がると不安になります。
しかし絶対に変えてはいけないスタンスがあります。

それは何か??

ではここで問題です。

サイコロを10回ふりました。奇数が8回でました。
サイコロをもう10回降った時に奇数が出る確率は何%でしょうか?


正解は50%です。

サイコロには奇数と偶数しかありませんから10回降ろうが100回降ろうが
50%の確率で奇数が出ます。

株式会社Aの株を100円で買ったとします。
ある日株価が50円に下がった時に不安になって売ってしまいがちです。

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しかしここで大事なのは
株価50円は現在の株式会社Aに相応しい金額なのか?
それを冷静に判断することが株では一番大事なスタンスです。

50円落ちた過去の事実は株を売ってしまう(損切り)と言う
判断要素ではないと言う事です。

株は上がるか下がるかの単純な仕組みですが

株で勝つ人の多くは下がった時に儲かっているのです。

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【空売り】

ではどうのように下がった時に儲かっているのか?

皆さん”空売り”といものをご存じでしょうか?

まず

①皆さんが証券会社で100株を買うとします。

しかし実際にはこれは買っているんではなく証券会社から
借りている状態です。

②そしてあなたはこの借りた100株を市場に100円で売り出します。

100円が手元に入ってきます。

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※ここでまでのあなたの状況は
100株を借りている/100円をもっている

次に

③100円だった株価が70円に下がったとします。
あなたは売った100株を70円で買い戻します。

④最初に借りていた100株を証券会社に返します。

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そうするとあら不思議

あなたの手元には30円が残りこれが利益となります。

これが株価が下がっても儲かる方法。

”空売り”です。

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ここまでが株の基礎の部分になります。

僕自身も言葉は聞いたことがあったけどそれがどういったものか
知らないでいましたがこれで知識として身に付けることが出来ました。

次回は株を読む指標について勉強していきたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。


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竹花さんインスタ

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