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rappot ラポールについて

rapport はフランス語で、「収益・利益」や「関係」、「レポート 報告書」という意味でした。

磁気術師メスメルと弟子のピュイゼキュールは「動物磁気」がrapportして磁気流を起こすとしました。

その後ファリアにより「動物磁気」がrapportすることそのものが否定されました。

催眠を治療に使っていたピエール・ジャネとジグモンド・フロイトによってrappotは「再発見」されました。

NLP(神経言語プログラミング)共同創始者ジョン・グリンダーは、rappot を“ability to capture and hold the unconscious attention”、(「無意識的注意を引きつけて維持する能力」)としました。

充分にラポール(精神的意志疎通関係)のとれた相手に言語を用いず、かつ閉眼による催眠誘導を行なったところ、外見的には気功と類似の動きも見られたが、β帯域に同調的パターンは見られなかった。α波は催眠中、施術者、受け手とも前頭部にも多少現れわ、τm値は、両者ともに安静時より小さくなる傾向が見られた。しかし気功ほど顕著ではなく、暗算等課題集中時に見られる位相同期の範囲を超えないことから施術者に直接同調しての現象とは言い難かった。催眠では非言語誘導であっても、受け手は常時施術者から受けている誘導言語を自身のうちで反趨し、自ら催眠に入っているものと思われた。

https://cir.nii.ac.jp/crid/1390845713065506944



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