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8月のバイクノオト『風読紀行』

ツーリングを愛する仲間たちへ

気がつけば8月。台風が激しく吹き荒れふと冷たい風が舞い込み秋の予感がしています。

元気にしていますか?

先月、『ST250 カスタマイズ』というバイクがようやっとやってきました。

仲間から譲り受けたカフェレーサー。94年式のシングルエンジン。ロケットカウルにセパハン、バックステップ、そしてシングルシート。

バイクにある数少ない便利さを削ぎ落とした不便なバイク。唯一残された利点といえば見た目のクールな表情だけ。

走行距離はわずか2000km。生産台数も100台で人知れず約20年間ものあいだカバーをかけられて眠ってたバイクだそうです。

SUZUKIのバイクは実は初めてでまだよくわかっていないのですがSUZUKI車の特徴として、貧弱な塗装があげられるとか。

たしかに、あちこちサビだらけでテールランプのステーもボッキリ折れています。

手を加えるところはたくさんあるのですが、逆に手軽に手を加えられるこの年代のキャブ車がなんとも情緒があって楽しんでいてます。

ちょうど昨日の話です。ビンテージバイク専門店の『Good Old Days』の
佐藤 忍さんとたまたま知り合うことになりよもやま話をしていました。

この方がまた、絵に描いたようなナイスなバイクGUYでハーレーのショベルを得意とするショップなのですがとにかく旧車で走りまくっています。

「オールドなバイクはよく壊れる。」

現代のバイクの出来がよすぎるせいかそんな印象がより強くなりがりですが、仕上がったショベルでいきなり3000kmのテストツーリングに出かけてしまう、なんて話を聞くと

「バイクは走ってなんぼ」

そんな風に思えてきました。

Good Old Daysに来るお客さんも
「メンテ仕立てのバイクでこんなに走っているお店だったら、きっと悪いことにはならないだろう。」

もっと言えば

「旧車では無理と思っていたけど、どこまでも走れるバイクに仕上げてくれる」

そう感じているはずです。

バイクにはクルマにも、散歩にもない、バイク旅でしか味わえない独特な趣があります。

走れば日差しを受け、雨に打たれ、風に巻き込まれ、止まれば熱気に包まれ、取り回しは重く、繊細な機械の不具合がないかいつも気をかけなればならない。

この不自由さから芽生える自由感がたまりません。あー、バイクに乗りたい。

今月のおすすめスポット:バイクで行けるキャンプ場

花はなの里

バイクでいけるキャンプ場を千葉中探してやっと辿り着いたのがここです。

段々畑がキャンプフィールドになっていてホーミーな雰囲気に癒されます。

Stay Healthy, Stay Peace and Stay RIDER.

BIKE-NORI
センパイ

〜追伸〜
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駐車場の舗装状況、トイレの有無など
ライダー目線でのスポット情報を掲載しています:
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”日本テーマパーク宣言”

毎日暮らしている日本。
世界から見れば実はツーリング天国。

山あり、海あり、都会あり。
文化も歴史も、衣食住すべてにおいて特筆されるものばかり。

こんなに楽しいテーマパークは他にないでしょう。

バイクというアトラクションで
あちこち旅ができる最高のロケーション『日本』。

ライダーにとって
これほど恵まれた土地は地球上できっとここだけ。

「バイク乗りでよかった」と言えるようなコミュニティ
それが “ バイクノリドットコム “ です。

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