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生育歴③

生育歴②からの続きです。

高校生時代(1〜2年生)

私立の高校に進学しました。
受験勉強が嫌すぎて、推薦で行けるところに行きました。今思うと、公立高校受験も見据えて塾も行っていたのにお金を無駄にしてしまったなと思います。
同じ中学出身の子はほとんどいなかったので、新しい環境でのスタートです。中学生時代は部活動をしていなかったのですが、同じクラスで仲良くなった子と一緒に部活に入りました。この時一緒に部活に入った友人にだけ、妹のことを話しています。なぜ話したのかよく覚えていませんが、家に来たこともあったので、家に招くにあたって話したような気がします。
近所でアルバイトを始め、同級生の彼氏もできて、高校生になってからは中学生時代の荒れた行動はなくなりました。普通の高校生活をしていたと思います。2年生も特に変わらず過ごしていました。何人かとお付き合いしましたが、この頃はまだ未来を考えていなかったので妹のことは一切話していません。

高校生時代(3年生)

2年生の終わりくらいからですが、大学をどうするか考えていました。高校生時代も受験勉強が嫌で、大学付属校だったのでそのまま内部進学しました。この時点では将来何の仕事をしたいかまで考えていなかったのですが、漠然と医療か福祉が選択肢でした。これまでの生活の中でも医療機関や福祉施設との接点が多かったので、自然と選択肢に挙がりました。妹や家族のためにとか崇高な考えは特になかったです。
医学部は勉強ついていけない+そこまでの経済的余裕もないので却下、看護学部にしようと思いましたが高校生の時から何やら色々しないといけないのがなんか嫌で福祉学部にしました笑 振り返ってみると本当に自分ってめんどくさがりなんだなと改めて思いましたが、看護部の上下関係に多分適応できなかったと思うのでこれで良かったんだと思います。
希望通りの学部進学が決まり、バイトしたり気楽に過ごしてました。

大学生時代(1〜2年生)

1〜2年生は必要な授業をフル単位で取りつつ、バイトやサークル、教習所、友人や彼氏との遊び等々で日々楽しく忙しく過ごしてました。
福祉の勉強をし始めて、福祉と言っても色々な分野があることがわかりました。今までは障害福祉の世界しか知りませんでしたが、高齢福祉、児童福祉、地域福祉、医療福祉等々、視野が広がりました。この勉強をしていく中で、今携わっている医療福祉の分野への興味がわきました。

大学生時代(3年生)

3年生からはゼミが本格的に始まり、福祉のどの分野を選択していくか決めていく時期になりました。私は医療福祉の分野を選択しました。
実習や就活等々も始まり、1〜2年生とは違う忙しさです。いよいよ将来を真剣に考え始めなければならない時期になり、メンタルは不安定になっていきました。
何かの授業で、自分のライフプランニングをしてみるという機会がありました。その時作成した自分のライフプランは、大学卒業→就職→20代半ばで結婚→20代後半で第一子妊娠出産→30代前半で第二子妊娠出産→住宅購入→仕事をしながら子育て→子どもたちが成人したら夫と楽しく余生を過ごす→子どもたちが結婚→孫ができる→ぽっくり死にたいみたいな感じでした。一昔前の固定概念みたいなのが強烈な憧れでした。ライフプランを書きながら内心では、結婚なんてできないんじゃないか?結婚相手に妹のこと何て話すの?自分は子どもを産まない方がいいんじゃないか?もしも自分の子どもに障害があったらどうするの?等々もやもやと考えてました。でも、この頃もこのもやもやについて誰にも話せませんでした。大学の友人たちには妹のことを誰にも話していません。
もやもやに蓋をして、この頃は恋愛に依存してメンタルを保ってました。勉強・実習・就活・バイトをしていてどこにそんな時間があったのかもう覚えていませんが、複数人と付き合い、身体だけの関係のような人もいました。

こういう時期に同じ境遇にある人・あった人に相談できたりすれば良かったのかもしれません。福祉の勉強をしていましたが、残念ながら当時の私は繋がることはできませんでした。また、繋がる術があったとしてもうまく相談もできなかったかもしれません。でも、うまく相談できなくても、今みたいに知る機会があれば良かったなと思います。

④へ続く

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