私の暮らし

私生活って何だろうか。
親元を離れて3年。
本当に分かったのは「お金があれば天然ガスや石油を採掘する手間が省ける」ということくらい。
生きていくのに、本当に重要な動かぬものって「太陽」くらいしかみあたらない。
太陽があるから全てに意味があるし、僕らは太陽の代わりをいつも探している。
いのちは太陽だから。日光が嫌いな生き物だって、太陽のいのちを持っている。
太陽を持ち運べたら、どんなにいいだろう。

明るく振舞わなくても、太陽はお腹にある。

哀愁に美を覚えても、太陽はそこにある。

背を向けて月として照らそうとしても、太陽の裏返しだ。

太陽はどこか深く、下の方に隠れていてもうそれを直接手に取ることも触れることもできず、許されていない。

人間より向こう側には代わりのものしかないけど

こちら側には太陽がある。

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