「与える」こととはどのようなことか?

先日、ライティングの勉強会に参加させて頂きました。そこで作成した記事をアウトプットします。

今回は、こちらの動画に関する記事を作成しました。
TED アダム・グラント: 「与える人」と「奪う人」—あなたはどっち?
https://www.ted.com/talks/adam_grant_are_you_a_giver_or_a_taker?language=ja

 私はリハビリの入院病棟で働いているのですが、自分が任されている業務をやりつつ、それ以外の業務も沢山あり、業務以外の仕事で帰りが遅くなったりすることがあります。例えば、担当外の患者さんやご家族に話しかけられて対応したり、何人かで移乗動作を手伝ったりといったことです。
 周りに協力的な人ほど仕事が遅くなり、聞いていないふりをしたり仕事を断れる人ほど仕事が早かったりします。このようなことが日常茶飯事に起こる職場の中で、どう動いたら良いのか日々悩んでいます。そういう状況において、「与える」こととはどのようなことなのでしょうか?
 自分の身を削ってまで与え続ける必要は無いと思います。与えることを短期的に考えてしまうと、与え続けることができないからです。自分の限界を知った上で、長期的に与える方法を考えることが大切だと思っています。では、自分の限界を知り、「長期的に与える」ためにはどうしたら良いのでしょうか?
 この動画の中では、「与える」人が活躍する環境作りには、誰もが頻繁に助けを求める文化が必要であると述べられていました。自分一人では与えることに限界があります。困った時には誰かに助けを求めることも大切です。
 職場では、基本的には助け合いながら業務ができていますが、逆に助けを求めることができず、心理カウンセラーの方や友人など、仕事以外の方々に助けられたこともありました。
 自分にとって、「与える」こととは、困った人がいたら自分のできる範囲で助けることと、自分が困った時は助けを求めることが継続できることなのかもしれません。とてもありきたりなことだけど大切なことですね。
 人を助けることも、助けを求めることも、不器用な人間ですが、一つずつのやりとりの中で、「与える」ことを増やしていきたいと思います。