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大切にしていること。

結婚して鳥取に移住して1年、私にとって多くの変化がありました。

あまりにも多くて挙げだしたらきりがないのですが、一番は

食事と仕事への考え方です。

昨年まで大阪で一人暮らししていた私は食事に関してかなり無頓着。一応自炊はしていましたが、ひどいときは味噌汁だけ。夕食は食べないという選択肢もかなりの割合でありました。

その理由は
食べる‘’気力がない‘’、‘’太る‘’から。

でも不思議なもので、食べないのに太りましたし、いつもむくんでいました。
そして1〜2ヶ月に一度のペースで40℃の高熱を出していました。

根っからの体育会気質が災いし、40℃出ても会社に行こうとしていました。本気で。
駅まで10分歩くのにタクシー使いたいとまで思いながら、フラフラになりながらも「会社に行かねば」と思っていました。

仕事も会社も好きで、‘’一生この会社で働きたい‘’と思っていましたし、休むこと=悪いことだと感じていました。
(前職の名誉のために書きますが、前職は全くブラックではなく、とても働きやすい職場でした。)

周りからは「頑張りすぎるな」とよく言われました。
でも頑張らない自分が許せなかったし、努力しない(ように見える)人のことも許せなかった。

今思うと本当に偏った考え方です。

自分は正しいと考えていましたが、これってとても怖いこと。下手したら自分を心身ともに病ませていたかも。周りの人を「努力しない」と決めつけ、辛い思いをさせていたかも。

実際に私は大阪で働いていた職場の送別会の翌日、10日間ほど入院しました。
「いつから会社に行けますか?」と病院の先生に尋ねて、本気で怒られました。

自分のような人間はまじめで努力家?
いいえ、自分を大切にしない、先のことを考えていない狭い視野の人間です。
自戒の意味を込めて、書いてみました。


後日談ですが、無事に退院し、夫と二人暮しするようになってからは、ご飯を食べることが楽しくて食べる量が3倍くらいになりました。
食べることは生きること、そう感じています。

仕事も一生懸命やってますが、出来るだけ定時に帰るようになり、しんどくなったら休むようにしています。
時々無理して寝込んで夫に怒られていますが…。

その話はまたの機会に。