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自分が知る社会の狭さ

娘が生まれてもうすぐ10ヶ月。
あと2ヶ月ほどで育休が明けて仕事に復帰する。

実は産休・育休に入るまでは、この期間が「社会から取り残されてしまう期間」になってしまうのではと考えていた。
つい1年前のことだが、とても失礼な話だと思う。

実際に娘や夫(最初の3ヶ月間育休を取っていた)と仕事を休んで過ごしていると、自分がいままで知らなかった大きな世界が広がっていた。

子どもきっかけが多かったが、色んな場所に出向いて初対面の人と話す機会が増えた。
会社勤めしているだけだったら知り合うすべも仲良くなる方法もわからなかった人たちと、親しくなってファーストネームで呼び合う関係になれた。
尊敬できる友人がたくさん増えた。

以前サイボウズの青野さんが男性育休の話に絡めて、
我々(特に男性)が知っていた社会とは、ただ会社の中のことだった
というような主旨の発言をされていた。

私自身も大学を卒業してからは一会社員としての生活しかしたことがなく、非常に狭い世界しか知らなかった。…もちろん今も狭い世界ではあるのだけど。

会社員として色んな場所へ行き、一緒に仕事をする相手が増えるのも楽しかった。
でも名刺や肩書がないまま新しい仲間が出来て、語り合える場所があるのもとても楽しい。


とりとめのない内容なのだけど、私にとっては大きな発見と周りの人たちへの感謝、リスペクトを備忘録として書き記しておく。

そして、「今自分が知っている(と思う)世界はとてもとても狭いのだ」と常に心に留めていたい。