見出し画像

シルクロードの旅(19)キルギス共和国 ボコンバエバ村 満天の星空と湖水浴

カラコルでお世話になったKbHに別れを告げます。ここにも日本人がいました。キルギスは日本人観光客が多いみたいです。

マルシュルートカに乗ってイシククル湖南岸のボコンバエバ村に向かいます。

イシク・クル(ウイグル語:Ysyk-Köl、キルギス語:Ысык-Көл、ロシア語: Иссык-Куль)は、天山山脈の北、キルギスの北西に在る内陸湖。イシク湖、イシククル湖、イスィククリ湖などとも表記される。同国最大の面積をもつ。イシク・クル州に位置しており、この湖の北岸はイシク・クル地区と呼ばれている。長さ182km、幅60km。面積は6,236 km2。周囲は688kmで、琵琶湖の9倍。最大深度は668m。標高は1,606mという高地にある。周囲から流れ込む河川は存在するが、イシク・クルより流出する河川は認められない。塩分濃度は0.6%程度である。透明度は20mを超える。数少ない古代湖の一つである。標高が高く、冬季は厳寒の気候であるが、夏の水温は20度、冬の水温は3度程度ある。塩分濃度が比較的低いにも拘らず、冬でも湖面は凍らない。原因は不明だが、これは湖底から温泉が湧き出ているためという説がある。イシク・クル周囲には多数の鉱山が存在する。その為、ソビエト連邦支配下では、外国人の湖畔への立ち入りは禁じられていた。しかしキルギスが独立した後は、貴重な観光資源としての活用が行われている。イシク・クルの湖底には、多数の遺跡が水没している事が確認されている。湖畔の砂浜には陶器など、湖底遺跡から流れ着いたものが打ち寄せることが有る。なぜ遺跡が存在するかは未だに謎である。この件に関しては何度か潜水調査が行われ、遺跡は1つではなく、様々な時代の遺跡が水没している事が判明した。その内の1つに、曾て湖畔に存在したという烏孫の赤谷城がある。昔の文献によると、この湖には少なくとも16世紀頃までは島が有り、更にその島には城が存在していたという事だが、今はその面影は全く無い。イシク湖には旧ソ連時代から魚雷の試験場があったため、旧ソ連時代にはイシク湖に外国人は立ち入れなかった。

マルシュルートカに乗っていると湖が見えてきました。素晴らしい眺望です。湖とは思えません。(実際対岸は見えないし、水平線が見える。)

そんな巨大で美しい湖の南岸にあるボコンバエバ村はある。

つきました。まあまあ栄えてますな。

ボコンバエバ村のCBT(観光案内所)に海に近いユルト(キルギスのゲル)キャンプはありませんか?と聞くと、あーそれならbooking.com使ってくれやという事。職員4人でトランプに興じてました。booking.comだったら自分で使えるんですけど。なんのためにCBT来たと思ってるのか。

腹ごしらえにガンファンとマンティー(餃子のようなもの)を食べました。おいしかったです。

CBTにタクシーは手配してやるよと言われて手配してもらったのですが、トランプをしていた一人がそのまま誘導されぼったくられました。通常価格の2.5倍取られました。CBTと癒着してるんでしょう。ボコンバエバ村のCBTは腐ってます。

本日のお宿ソヌンです。家族経営のお宿。ここの家族の温かみは素晴らしいです。宿の名前はキルギスの言葉でグレートって意味らしいです。

周りには湖を除いて何もありません。素晴らしいロケーションです。

早速、湖水浴をします。水は日本の海に比べれば冷たいかな。とっても綺麗な水でした。

砂遊びで防波堤の中に街を作りました。

その後、波でこの町は破壊されます。

現地のおっさん二人組(泳ぎに来ていた)に話しかけられます。

「どっからきたんだーー?」

「ヤポーニャ(ロシア語で日本)」

「ワオ、まあウォッカでも飲みなさい。」

出ましたウォッカ。ロシア人を平均寿命61にとどめる元凶。ウォッカです。飲んでみました。(ストレート)

あほなんですかね。きつかったです。向こうは「あっはははは」と笑ってました。日本人は日本酒のせいで酒が強いと勘違いされていることが多いです。

宿に戻ってシャワーを浴び、ご飯を食べます。とても美味しいキルギスの家庭料理でした。運んでくれた子供もかわいかったし。「ティー??」って聞いてくれました癒されました。
同じキャンプの別のユルトに宿泊するジャーマン、フレンチ、アングロサクソンのトークにはついていくのに必死でした。この時ほど英語の勉強をしようと思ったことはないです。

その後日は沈み、上空には満天の星空が広がりました。
みなさんは満点の星空を見たことはありますか?
流れ星を見たことはありますか?
天の川を見たことはありますか?

プラネタリウムの中で見たことはあってもそれが現実世界で見ることができるなんて。
素晴らしい体験でした。
全ての星の名前、星座の名前を知りたくなるそんな日でした。
残念ながらiPhoneでは撮影できません。

翌日宿を発つときにはこのキャンプを営む家族への感謝と、英語を学ぼうという意思を持っていました。

その後、マルシュルートカに乗ってキルギスの首都ビシュケクへ向かいました。

次回、ビシュケクで激まずドリンクを飲む回。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?