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ニューロマジックのバリュー

引き続き、社内で共有している話を書きたいと思います。今回は、ニューロマジックが掲げるバリューに関してです。

Values

Be Disruptive
常識を壊すことを恐れない。私たちが、次のベストを創っていく。
Be Smart
最短距離で最善のゴールへ。いつでも、よりよいルートを考える。
To Be Happy
サービスの届け先であるユーザーやクライアントはもちろん、仲間も、家族も、そして私たちも。すべての仕事は、関わるすべての人の幸せのために。


これが僕らのバリューです。オープンな場で、みんなで非同期で検討してつくったものです。3つ並列に見えますが、最後の”To”に想いがあり、”To Be Happy”を頭に置いて、”Disruptive”や”Smart”を見ていただくと方向感がはっきりしてくると思います。

“Disruptive”はクレイトン クリステンセンの著書で広く知られることになった言葉ですが、ここでは、彼の新市場戦略やローエンド戦略での定義に限定するものではありません。「常識を壊すことを恐れない。私たちが、次のベストを創っていく」という説明通り、もっと広い意味です。また、クリステンセンの”Disruptive Innovation”は「破壊的イノベーション」と訳されたので、”Destructive”と混同されることもありますが、「破壊」というよりは、既存のやり方をとっている人にとっての問題や、やっかいな存在っていうイメージで捉えてもらいたいと思います。

また”Smart”も”To Be Happy”の方向感で見たら、ずる賢い感じではなく、もっと「そもそも、これってこうなんじゃない?」的な意味で"Disruptive"に考え、行動するイメージを持てると思います。ゼロベースで合理的なイメージです。例えば、「いつものやり方で、気合と根性で乗り切る」は逆側です。

僕らのバリューは、組織全体として重要であると考える価値基準として考えています。組織全体とわざわざ言うのは、ひとりひとりを見た時に「全員そうあるべきである」というものではないということです。組織全体をひとつの生命体として考えた時の思考、行動特性がそうなっている、そうあるためにひとりひとりが思考、行動してくれる、役割を担ってくれることが重要だと思います。Be Disruptiveと言って、ひとりひとりが毎日斬新さを競った発言をしているけど、組織全体としての思考と行動は、保守的で固定的になっていたら0点です。組織文化で言えば「オープンでフラットな組織です」と言って、タンクトップに短パン、オフィスにはぶらんこやテントがあって犬もいるけど、実態はピラミッド型組織で、官僚主義だったら違うよね、というようなことです。Disruptiveなアイディアは、現実的で合理的な計画と、確実に実行し、継続する力がなければ実現しません。様々な思考、行動特性の人が集まってこそ、可能になります。

また、そもそも全員に破壊的であれというのは、人によってはしあわせではないことにつながります。人によって組織への貢献は様々。それでいいというよりは、そうじゃなければ不自然です。

それを踏まえて、みんなで考えたBe Disuruptive, Be Smart, To be Happyを掲げたい。個人ではなく、組織としての思考特性、行動特性はこうあるべきである、という共通理解を持って日々に向き合っていきたいと考えています。

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