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ピンクペンギンが教えてくれたこと

脳科学についてお話を聞く機会があって、当たり前だけどおもしろかったのが・・・

「脳は〇〇について考えてはいけないができない」ということでした。

その時はその場にいた人たちにとっては常識だったらしくサラッと流れていきましたが、後から実験してみて「わー!!!確かに!!」と新発見のように感じられてワクワクしたのを覚えています。

私がやってみたのは「ピンク色のペンギンなんて想像しないわよ~」です。

でももうその瞬間から頭の中ではピンク色のペンギンがペタペタ歩き回っているのです。

確かこの話を知った時は「目標を立てるときに〇〇はしない、〇〇を止める」というような否定形はあまり効果的ではない」という結論だったのですが、確かにピンクペンギンのしつこさの威力を実感したら納得せざるを得ないですね。

そして改めて、脳にとってはできないことなんてないんじゃないかと思うのです。


私は脳の中では完璧にキレイなオムライスも作れるし、アーティストとして海外のギャラリーで大活躍もできるし、コンクールで優勝もするし、空も飛べるのです。

で、当然のように次に出てくることは・・・

「でも、現実化してないから意味ないじゃん」ですね。

ところがここでも脳はスゴイ機能を発揮するのです。

「脳は現実と創造の区別がつかない」というものです。

確か正しくは想像して感情を得る過程と体験して感情を得る過程の両方とも同じ道筋を通っているということらしいです。


別に想像だけして満足しとこ、というのではありません。

でもできるイメージってそれだけ大事だということをピンクペンギンが教えてくれたような気がしたのです。

空を飛ぶとか億万長者になるとかも憧れではあるけれど、想像したところでどんな感情が得られるか分からないものは・・・現実になるのを待つしかなさそうですが。


今私にできる最短は、「できるイメージをしながらやる」なのでしょう。

で・・・私の場合だけかもしれませんが「行動する」を想像したときにフワッとやってくる「こういう失敗が起こり得るかも・・・」のイメージ。

そんなときはここでもう一回ピンクペンギンの登場です!!

頭の中でペタペタ歩き回っていたピンクペンギンも、実際には今目の前にはいないのです。

それと一緒で今頭の中をよぎった失敗も実際には今起きていないのです。


もはや自分にいいとこどりの、こじつけばかりのようですが

私は弱くてプライドだけは高い。

そんな自分と付き合う方法なのです。


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