見出し画像

挑戦への原動力

私が制作を仕事とする目的は、

①自分の人生への挑戦

②目の前の他人のため

③社会的に役立つため

の順番ですが、この中の「①自分の人生への挑戦」は心から信じていることがないと続けられない、と気づきました。

自分は自分にありがとうとか、買うよ、とか目に見える形で表現してくれないから信念が必要なんです。

しかもその信念は他人に与えられたもの・・・例えばこういう考え方が正しいんだよという常識や道徳、教科書的なことでは弱くて、自分の心がちゃんと感じていることが含まれていないと意味がない、・・・信念なのですから当然かな(笑)

私にとってのこの信念は「アートは言語を超える」です。

国とか地域とかに根差した慣習で、意味するものが違うサインもあるとは思うけれど・・・そういうことではなくてきっと心に直接語り掛けるものだと信じています。

だから私は人生が有限だなと実感したときに、海外展に挑戦しようかなと思いました。安全、安定な道を探そうかなではなく。

この信念が正しいかどうか分からないけど私の人生の中で自分に納得のいく答えを見つけられたらいいな、くらいの感覚といった方が近いかもしれません。

技術や表現力、そもそもの魅力、発信力・・・そのために磨いていかなきゃいけないものは多くて人生の中で間に合うのかは不安ですが。

でもこの信念のおかげでいろいろ周りから言われる助言や忠告も聞いてみるけど採用はしないという選択肢を持てました。

「まだ早いよ」「やってどうするの?」「日本でも売れてないのに」「失敗したら無駄になるよ」「たいして上手くないくせに」「もっと他にやるべきことがある」・・・・いろいろ言われてその言葉自体には落ち込むし、今の私のレベルはそうなんだなぁと思わされるけど、でも挑戦自体をやめさせてくれるほどの説得力は感じなくなりました。

私には他人を蹴散らすほどの強い何かはありません。言葉も態度も弱気そのものです。きっと。

でもこの信念は私を支えてくれている、守ってくれている、ボディガードなのです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?