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どういう人間でありたいか 勇敢であること


昔からPRGや漫画が好きだったので、勇敢と聞くと、魔王とか巨悪に立ち向かう主人公の姿を想像します。主人公たちはかっこよく、子どもの頃の憧れの存在でした。
 

 
あいにく、魔王が誕生する兆しはないので、勇気を持って巨悪に立ち向かわなければいけないドラマチックな場面は、私の人生ではほぼなさそうです。
 

 

 
しかし、そんな人生においても勇気が必要な場面があると感じています。
 
それは、「未知なものに一歩踏み出す時」です。
 

 
今まで生きてきて、どうなるかわからない、失敗するかもしれないという恐怖から、一歩を踏み出せないことも数多くありました。
 

 
でも、あるとき気付いたのは、
 
「不安に感じているのは、その一方で希望も見えている」からだということです。
 

 
失敗する未来しか見えていなければ、絶対にその道を選ばないので不安に思うこともありません。
 
不安を感じるということは、同時に成功している未来も見ているということです。
 

 
そして大体の場合、その希望は、リスクを冒すに足るほどの感動や充足や成長や成果をもたらしてくれるものだということも、実は薄々わかっていました。
 

 
実際これまで、勇気を出して起こした行動によって大失敗をしたという記憶は全くなく、勇気を出して行動したからこそ、私の人生はどんどん好転を繰り返している、と感じています。
 

 
こんなことに気付いてからは、勇気が必要な場面に出くわすことを、むしろ歓迎できるようになりました。
 
人生をより「良い感じ」にする機会だと感じるからです。
 

 

 
不安に打ち勝つための方法の一つは、あんまり準備しすぎないことかなと思います。
 
成功するために真剣に考えることは必要かもしれませんが、不安を感じる場面で、100%成功の道が見えるまで準備ができることは、ほぼないです。
 

 
ある程度成功の道が見えているなら、そこに飛び込んでしまえば、あとは失敗しないように勝手に手を尽くすので、大体のことはうまくいくんじゃないかなと思っています。
 
まぁ、こちらの記事に書いたように、失敗しても別に問題ないと自分を許す性格も幸いしているのかもしれませんが。
 
 

 
世の中には、やっぱり不安で、自分を変えるのが怖くて、一歩を踏み出せないでいる人がたくさんいると思います。
 
でも、勇気を出して一歩踏み出す人が増えたら、世界はもっと良い感じになっていくんじゃないか、と思っています。
 

 

 
私もまだまだそんなうちの一人ですが、誰かに勇気と希望を持ってもらえるように、明日も小さな一歩を踏み出そうと思います。

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