ベトナムくんとわたし / すきなようにやらせなさい
最近、Twitterで仲良くしていただいている、みわみわさん(@miwa_3739)がnoteを始められた。
彼女のnoteを読んでいると、自分が取り組んでいるブログとかTwitterで収益をあげる「界隈」のことを忘れさせてくれるような感覚になった。
そもそも自分を分析した時、ガツガツと商材を売るようなタイプではないのだが、それでも何か自分の思っていることや考えていることを伝えるものってあるかなぁと考えた時、みわみわさんのnoteを思い出した。
久しぶりに書くnoteですが、ベトナム人実習生にハッとさせられたことを伝えたいと思います。
「すきなようにやらせなさい」
仕事も経験を重ねていくと、頭では理解出来ていても改められないことがある。
特に、私が従事している土木業では、歳をとると進言に耳をかせなくなっていく人が多く感じる。
経験は大切な知識であり、財産だ。
それは理解できるが、少々迷惑に感じることもある。
例えば、重機の側で近接作業をしていた場合、いつまでもそばにいられると重機オペレーターは作業ができない。
経験を重ねた現場監督が、自分の経験だけで、「こうしてあげるとオペレーターが作業しやすい」と思いこみ近接作業を続けていた。
オペレーターが迷惑そうな顔をしていたので、側にいた私は離れるように言ったのだが、彼は得意げに作業を続けている。
そのとき、ベトナム人実習生が、私にこう話したのだ。
「すきなようにやらせなさい」
誰がこんな日本語を教えたのだろうと、思わずその場で笑ってしまったのだが、彼の話しにはこんな真意があったのだ。
やってみなければわからないなら、やればいい
明らかに危険行為をしていた現場監督だが、ベトナム人実習生は、私にこんなことを話してくれた。
「言う事を聞かないのなら、怪我をすればいい。そうしたらわかるだろう。」
チームワークが大事な職場だが、ついつい自分の経験だけで暴走する人がいる。
周囲確認という言葉があるが、周りが見えなくなってしまうのだ。
へその緒を付けたまま大人になったような暴走監督。
私は実習生の言葉が妙に腑落ちした。
この話しとは真逆の事を書いてしまうのだが、何かを始めようとしたとき、考えこんでしまって行動しないことがある。
そんな時、心の中は「失敗したくない」「うまくいかなかったらどうしよう」という気持ちでいっぱいだ。
でも、ふと考えてみると、やってみないとわからないのだ。
経験は大切な知識であり、財産だ。
これはうまくいかないかもな...というようなことも、やってみないとわからないのだ。
「すきなようにやらせなさい」
私の好きな「ブログを書く」という作業は、正解や安心がないように思うときがある。
ブログをはじめたての頃は、TwitterなどのSNSを見ているとへこんだり、萎えたりすることが多かった。
でも、へこんだり、萎えたりする必要はないんだよね。
書くのも自分、改善するのも自分。
まずは好きなようにやってみることが大事だし、それを応援していかなくちゃな。
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