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HRアワード書籍部門最優秀賞を受賞しました

『他者と働くー「わかりあえなさ」から始める組織論ー』(NewsPicksパブリッシング)が、HRアワード2020にて書籍部門最優秀賞を受賞しました。

アワード2020_最優秀

(HRアワード2020についてはこちらを御覧ください。)

変革的な取り組みをどう実践していくのかという企業社会の課題と、大学生の頃に出会って二十余年研究を重ねてきたナラティヴの思想から、どのように社会に貢献するかという問題意識を持って昨年、初めて本を書きました。

出版から1年が経過し大変多くの方に手にとっていただき、さらには、このように名誉ある賞を受賞し、身に余る光栄です。

昨年、ケネス・ガーゲンが来日した際に、私は「あなたは私のヒーローなんです。私はあなたに社会構成主義へまさに招待されたのです」と述べたところ、「君が応じてくれたから僕の言葉が意味を持つことが出来たのだよ」という言葉が帰ってきました。

書いたのは確かに私ではありますが、しかし、私にメッセージをさせた数多くの人々の声、そして、そのメッセージに応じてくれた数多くの人々があって、この受賞という出来事が生じたのだと思います。

HRアワードに投票してくださった方々はもちろん、多くの読者と実践者の皆様、そしてNewsPicksパブリッシングの皆さんにも心から感謝致します。
日本の企業社会の変革のために、多くの人々との協応関係を継続し、知見を深め、そのアウトプットを通じて貢献できるよう、これからも努力を重ねたいと思います。

ありがとうございました。

『他者と働く』は、帯も新しくなり、今回新たに増刷も決定しました。
まさかこんなに多くの方に読まれる本になるとは想像もしておらず、本当に驚いています。

今自分は、2冊目の本を執筆していて、佳境の時期に差し掛かっています。
次の本も『他者と働く』とはまた違う角度から、自分から他者とともに始める対話に基づく変革の議論になる予定です。あと少しお待ち下さい。


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