見出し画像

介護で生産性低下!?


こんにちは。
介護によって生産性低下が生じると、以前お伝えしました。
以前の記事↓↓↓


生産性低下の要因として、従業員の集中力の低下、パフォーマンスの低下によって引き起こされます。その中でも物理的負担、精神的負担によって生じることが多いと言われています。
では、それぞれの要因についてもう少し詳しく見ていきましょう。

物理的負担とは

まず物理的負担として、皆さんがイメージしやすいのは直接的な介護(食事、排泄、入浴など)があると思います。また平均1日2時間は介護に時間を要するというデータがあります。現役世代の方々は仕事、家事、育児、趣味など既に様々なことで時間が足りない方も多いかと思います。その上で、1日2時間の介護が加わるとどうなるでしょう。ある程度の方は介護を自分で行うため、その分睡眠時間を削ってしまうのです。このように物理的負担だけでも結構あるとういうことがお分かりいただけたでしょう。

精神的負担とは

次に、精神的負担についてです。要素として、介護される人とのコミュニケーションや、支援関係者とのやりとりも結構負担になってきます。さらには、ことあるごとに意思決定を求められることもあり「本当にこれでいいのだろうか」と悩まされることもあります。

また、介護は平均して5年程度継続すると言われています。しかし人によっては10年以上介護が続く場合もあります。子育てと違い、終わりが見えにくいということで、「いつまで続くんだろう」「キャリアに響くかも」「子供やパートナーとしっかり向き合えてないな」など介護を介して周りの方々との関係性にも気を遣うことが増えるでしょう。

まとめ

今回お伝えしたかったこととして
・生産性低下には物理的負担と精神的負担が影響する
・物理的負担では、直接的な介護に加え睡眠不足にも関わる
・精神的負担は、介護に加え周りの人間関係にも気を遣う

介護をしている方は上記のような状況になってもなかなか周りの方々に相談しにくいという傾向があります。そのため、介護している方々はつい孤立してしまいがちになるのです。
ぜひ、一人一人が介護をしている方をしっかり理解し、受容できる意識を持つべきと思います。そのためにも、介護に関して早めに対応しておくことをおすすめします。

今回もお読みいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?