Motoharu

英語学習プロアドバイザー&コーチ、英語書籍ライター、大学教員 洋楽がきっかけで英語の…

Motoharu

英語学習プロアドバイザー&コーチ、英語書籍ライター、大学教員 洋楽がきっかけで英語の世界へ。書籍執筆、講演・セミナー講師、英語ナレーター、教員など英語とかかわる仕事をしています。

最近の記事

新感覚!話せる人は知っている英語の話【英単語編】

今日は、中学校で習った既に知っている英語を思い出してもらいながら、ワンランク上の実践で使える英語へとさらに磨きをかけるお手伝いをしたいと思います。英語母語話者が持っている感覚をご紹介。 これまでを振り返って、なんとなく使っていなかったか、正しい使い方ができていたか、などの確認として読んでいたければ嬉しく思います。 ● know=「知ってる」ではない!? まずはI know him very well.  私も面識がある先生の新書からの引用(p93)です。 さて、この

¥300
    • 英語学習をもっと楽しく!洋楽で口語スキルを磨きませんか?(6)

      台風の影響で大雨。外には出れそうもありません。こんな時は、家の中で心落ち着く曲がいいです。 そこでぴったりなのがこの曲。ロバータ・フラックさんの        Killing Me Softly With His Song 今でも語り継がれる名曲です。昭和世代の方には昔、ネスカフェのCMソングに起用された曲と言えばピンと来る人も。邦題は「やさしく歌って」です。 この曲1972年から50年以上を経た今でも、色々なアーティストによってカヴァーされています。やはり歴史に残る

      • 思わず唸る!ラジオ広告から学ぶ印象的な英語表現

        ラジオから流れてくるコマーシャルは、リスナーに耳を傾けてもらう必要があるため、斬れる英語表現の宝庫です。 そこでここでは、24時間のラジオ英語放送「AFN(旧FEN)」で実際に放送されたものを収録した『AFNスポットアナウンスメント』(アルク)から拾った表現を紹介しましょう。※(以下はシリーズの2作目になります。ここで取り上げた1作目は画像がないのでご了承ください) クイズ形式でいきます。 ①「献血..........あなたにもできること」から。 このCMいきなり男性

        • 英語学習をもっと楽しく!洋楽で口語スキルを磨きませんか?(5)

          昨日に引き続き、テイラー・スウィフトさんを取り上げます。彼女は別格なので。ただし、今日は声に出して歌うラップの練習をやっちゃいましょう。 テイラーさんと言えば、その人気や男性遍歴から、ひがみやゴシップの対象になりやすいのも事実。そこでこの曲、 Shake It Off は、でも「そんなの気にせず、自分らしく行くわ」というもの。 ここではラップの箇所(2:17~2:42)をピック・アップします。まずは動

        新感覚!話せる人は知っている英語の話【英単語編】

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        • 英語学習をもっと楽しく!洋楽で口語スキルを磨きませんか?(6)

        • 思わず唸る!ラジオ広告から学ぶ印象的な英語表現

        • 英語学習をもっと楽しく!洋楽で口語スキルを磨きませんか?(5)

          英語学習をもっと楽しく!洋楽で口語スキルを磨きませんか?(4)

          今日はまたまた人類史上最も影響力のあるアーティストの一人を取り上げます。さあ、誰でしょう? いまだにビルボードトップテンの常連であり、大統領選挙にも影響を及ぼすと言われ、そして何よりあのマイケル・ジャクソンさんを超えたとも。  そう、                テイラー・スウィフトさん です。もう彼女の凄さは一言では言い表せません。別格中の別格。そこでここでは、このヒット曲を素材にしてみましょうか。        We are never ever getting

          英語学習をもっと楽しく!洋楽で口語スキルを磨きませんか?(4)

          今現在の英語力を診断しませんか?~生活密着フレーズ~

          今日はちょっと違ったコンテンツにします。 英語圏の日常会話の60%~80%は定型表現で行われていると言われています。つまり、決まり文句やイディオムなど「こんな時はこう言う」という表現で日常のやり取りをしているということです。 考えてみれば日本でも同じですね。自分の意見や感想を求められるような場面以外は、いちいち頭を使って一から単語や語句を選び、新しく文を組み立てるようなことはしません。 となると日常会話は、こういった定型表現の使えるコマをどれだけ持ち合わせているかが、そ

          今現在の英語力を診断しませんか?~生活密着フレーズ~

          英語学習をもっと楽しく!映画で口語スキルを磨きませんか?(3)

          昨日ちらっと紹介した映画、『ビバリー・ヒルズコップ』。 懐かしかったので、もうちょっと見てみましょうか。 再度、オープニングシーンから。やばそうなデトロイトの町の一角。そこでのドラッグディーラーとのやりとりです。 決して教科書で習うような英語ではありませんが、テンポのいいリズム、はっきりした抑揚、吐き捨てるようなしゃべり、そして何よりバリバリのブラックイングリッシュ。2:15~  Tell me something, Fellow. What’s going on? Sh

          英語学習をもっと楽しく!映画で口語スキルを磨きませんか?(3)

          なぜ洋楽は英語学習に効果的なのか?

          洋楽を使って英語を勉強した、あるいはしたことがあるという人は多いと思います。そこで洋楽を英語学習に取り入れるメリットをお話しましょう。 1. 不安や緊張をほぐし「繰り返し」が苦にならない音楽は、リズムやビートが体で感じられるため、感覚に訴えてくる「心地よさ」を持っています。この「心地よさ」があるからこそ、外国語学習の際に感じる不安や緊張を低くし、習得に必要な「繰り返し」が苦痛なく楽しく続けられます。無機質で単調なドリル練習を、やりがいのある娯楽に変えてしまう優れた教材と言え

          なぜ洋楽は英語学習に効果的なのか?

          英語学習をもっと楽しく!洋楽で口語スキルを磨きませんか?(3)

          今日はラップグループのRun-DMCがヒットを飛ばし、その後、落ち目だったエアロ・スミスがこの曲をカバーすることで、再び脚光浴びたという曲、 Walk This Way を取り上げます。 このタイトル、直訳すると「こんな風に歩くんだ」ですが、実は、これは相当エッチな意味でここでは使われています。童貞君が性行為の手ほどきを受けている時、「こんな風にやるのよ」って調教されてる意味だからです。 そう、この曲は簡単

          英語学習をもっと楽しく!洋楽で口語スキルを磨きませんか?(3)

          英語発音の悩み、実は〇〇が鍵だった!英語ナレーターが教える知って驚く簡単な方法

          英語の発音をどうやってトレーニングしたらいいか今一つよくわらない。 そういう人向けの一つのアドバイスです。 英語らしさを生み出すには、個々の単語だけでなく、単語と単語の音がくっついたり、音が脱落したりといった音声変化や、リズム、イントネーションなどが総合的に関係してきます。 そこで多くの指導者や学習者は、この部分に特化した練習をしがちです。 が、一番の基本の「き」がないがしろにされています。まずはそこをしっかりマスターして、無意識化に落とし込むことです。 これができて

          英語発音の悩み、実は〇〇が鍵だった!英語ナレーターが教える知って驚く簡単な方法

          英語学習をもっと楽しく!映画で口語スキルを磨きませんか?(2)

          今日は、英語学習者に人気の映画、 The Devil Wears Prada 日本語タイトルは『プラダを着た悪魔』です。この映画は、ビジネス英語を学べる格好の教材と言えます。対人コミュニケーションを円滑に進めるための言語技術が学べるからです。 以下の動画は、英語学習者向けに作られたものだと思いますが、発話スピードが調節されていたり、日・英両方の字幕が同時に出てくるので、外国語習得に効果がある

          英語学習をもっと楽しく!映画で口語スキルを磨きませんか?(2)

          驚きの英語使い分け!知っているようで実は知らなかった微細なニュアンス

          英語フレーズを相手や場面によって適切に使い分ける能力はとても大事です。特に、こういう時はこう言うというフレーズがいくつもある場合、その細かいニュアンス差まで理解してきちんと使い分けている人は意外と少ないのでは。 ここではそんなお話を。 近年は映画やドラマ、YouTubeなど英語を独学で勉強するツールが格段に増えました。学習者にとってはいいことなのですが、反面、相当にくだけた言い回しや自分では正しいと思っていても、意図しない意味に取られるなどの問題も相変わらずあるようです。

          驚きの英語使い分け!知っているようで実は知らなかった微細なニュアンス

          英語学習をもっと楽しく!洋楽で口語スキルを磨きませんか?(2)

          音楽史上最高人物と言えばこの人。そう、マイケル・ジャクソンさんです。 こういう人は今後も現れることはないでしょう。私、同じ時代を共有できたこと、とても幸運だと思っています。彼については何も説明する必要はないでしょう。 今日とりあげるのは、世界で最も売れたアルバムとしてギネスにも認定されている中から、MTV史上金字塔を打ち立てた曲と言えば、          Thriller そのミュージ

          英語学習をもっと楽しく!洋楽で口語スキルを磨きませんか?(2)

          英語学習をもっと楽しく!映画で口語スキルを磨きませんか?(1)

          今日は映画の短いシーンを使って、聞いて書き取るディクテーションをやってみましょう。 英文の( )を埋めてみてください。何度観てもかまいません。どうしてもわからなければ、聞こえたとおりにカタカナでもOK。また、【訳】とあるところは意味も考えてみましょう。字幕が出る場合は消してやってみてください。で、使う映画は、            Screamホラー映画です。怖いです。夏の暑い日にはピッタ

          英語学習をもっと楽しく!映画で口語スキルを磨きませんか?(1)

          日本人英語学習者の壁: 英語力の差を生む衝撃の事実、あなたは知ってた?

          仰々しいタイトルですいません。では、まずはちょっとクイズからです。 次の日本語を英語にしてみてください。いちおうヒントは出しましたが、無視してかまいません。まずは難しく考えず、すっと頭に浮かんだ英語でOK。 ① 乗車口には立たないでください! ヒント:とある乗り物内で見つけた掲示。たしかオーストラリアはメルボルンだったかな。Don'tは使ってませんでした。Pleaseで始まります。 ② この先関係者以外立ち入り禁止! ヒント:これもオーストラリアのワイン工場の試飲先

          日本人英語学習者の壁: 英語力の差を生む衝撃の事実、あなたは知ってた?

          英語学習をもっと楽しく!洋楽で口語スキルを磨きませんか?(1)

          エンタメと英語を絡めて、口語英語の神髄に触れてみましょう。というわけで第1回目は、80年代のアメリカンロックを代表するグループの一つ、10月に来日も決定している         Journeyを取り上げてみます。80年代といっても、Journeyの曲は映画やドラマ、スポーツイベントに今でもオファーが絶えないそうです。 まずは、ジャーニーといえばこの曲ですね。              Don't stop believin' この曲はバンドメンバーのスティーヴ・ペリー

          英語学習をもっと楽しく!洋楽で口語スキルを磨きませんか?(1)