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リモート映画『アワータイム』制作日誌③[顔合わせ編]

どーも!!前回、元映の石田さんにバトンタッチされて、記事を書くことになりました映画チア部兼、今回の監督を務めました大矢です!(てつ)

なぜ、サムネイル画像が、大量の「眉村ちあき」なのかは後で説明するとして、ここまで、2回に渡って続いてきた制作日誌ですが、読んでいただけましたでしょうか?

僕は読んだのですが、前回の記事で3000字を突破してしまった石田さんの圧倒的な熱量に恐れおののいています。というか、この流れで、僕にパスするのずるくないですか!?制作日誌執筆3日目にして、早くも終了の危機です!!笑

何と言っても最大の問題は、監督である僕自身の性格にあります。

「多分からっぽなんですよ、なにも考えてません」

(ここで、前回の記事で上野さんが語っていたコメントを引用させていただきました。)

今のところ、顔合わせをした5/1の記憶がバッサリ抜けているので、とりあえず、スケジュール帳とにらみ合いをしながら、順を追って思い出していこうと思います。このままいくと、かなり、寄り道をしてしまう気がするので、顔合わせの内容が読みたい方は、このまま、終盤まで飛ばしてください。笑


遡ること、5月1日。12時から『イップマン 完結』のオンライン試写会に参加していた僕は、作品の幸福感に包まれる中、20時からの顔合わせに備えて、時間をつぶすことにしました。

そこで使ったのがSTAY HOME MINI THEATER

こちらは、ミニシアターでやむなく上映が中止になってしまった作品をオンライン上で期間限定公開し、対象となる劇場に売り上げの一部を寄付するという試み。

この日は、そんなSTAY HOME MINI THEATERの記念すべきプレオープン記念ということで、『COMPLY+-ANCE コンプライアンス』と『眉村ちあきのすべて(仮)』が上映!

しかも、『眉村ちあきのすべて(仮)』は完全版での上映ということで、MOOSICLABで一度は見ていたものの、再見することを決意したのです。

そして、この15:30~『眉村ちあきのすべて(仮)』の回では、上映後の舞台挨拶に、われらが元町映画館の石田さんも登場していました。

とにかく、この『眉村ちあきのすべて(仮)』はとんでもなく面白い作品で、これを観てからというもの、眉村ちあきさんのミュージックビデオを繰り返し観る日々が続いております。

ここで、僕の激推しMVを貼っておきます。笑(なぜ?!)

今回の舞台挨拶のお話によると、今後、元町映画館で上映が決定した際には眉村さんが映画館で「流しそうめん」を開催する計画だそう。ぜひ、皆さんも、今のうちに予定を空けておきましょう!笑


と、そんな熱狂も冷めやらぬ中、顔合わせに……。

その勢いでZoomの仮想背景をこちらにすることにしました。

眉村ちあきのすべて

『眉村ちあきのすべて(仮)』舞台挨拶でも使用されていた専用仮想背景。

たぶん、石田さんもこれにしてるだろうなぁと思い、こちらにしてみたら、案の定そうでした。笑

そして、始まった初顔合わせ。次々にキャストのみなさんが、集まってきました。しかし、背景は全員自宅

僕たちだけがなぜか仮想背景を揃えた状態で、そこが特に触れられることはなく、自己紹介から始まり、今回のプロット・物語と真剣な内容が続いていきます……。

そんな時、僕は、ふと思ったのです。

「え、これ、仮想背景、このままでいくの??笑」

さぞ、他のキャストは思っていたでしょう。「この仮想背景は何なんだ?」「そもそも、この紫の服を着た女性は誰なんだ?」「製作メンバーは、この仮想背景で進めていくのか?」と。

このように、とても些細なことが頭にこびりつきながら、シュールな絵面のまま、初顔合わせは続いていきます……。

ここで、Zoomのチャット機能を使いながら、それぞれのメンバーに動きを指示するというテストを行いました。しかし、あまりにも、シュールな状況が気になりすぎてしまい、自分がその指示に従ってしまうという凡ミス。笑

コチラが、その時の実際の映像。

このように、監督はキャストのみなさんに、よく分からない爪痕を残したまま、初顔合わせは終了することになりました。

ぃね2

こちらが終了後の石田さんとのLINE。

前途多難なリモート映画は、地味な奇行を積み重ねる監督によって、小さくも大きな問題を抱えながら、スタートすることになったのでした……。

(つづく)


『アワータイム』


【出演】
DEG・上野伸弥・津田晴香・YUSUKE(3SET-BOB)
ひと:みちゃん・職業怪人カメレオール・竹下かおり

【スタッフ】
監督:大矢哲紀(映画チア部)
企画・脚本:石田涼(元町映画館)

【あらすじ】
オンライン飲み会で集まった幼馴染の男女4人。はじめは近況の報告やたわいもない話で盛り上がる4人だったが、突然そこに、見知らぬ人物が乱入。楽しかったはずのオンライン飲み会は予想もしなかった方向に転がっていく...。


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