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前割ハイボールもありという話

最近、飲み比べるために、ポコスカ開封されたウイスキー達をみて思ったんですよね。

こいつら・・・飲み切るのに時間かかるな、と。

もう10本以上開封してるんですよね。40度以上のお酒をそんなにどんどこ飲めるはずないんです。

でも・・・買ったら味が気になるじゃないですか!しかも、抱き合わせ販売により被ったウイスキー(Aoお前のことだぞ)にはミズナラスティックなど入れたりするので、またこれも開封される。

勿論、醸造酒と比べて圧倒的に保管性は高いですし、冷暗所においておけばそう劣化もしないと思っています。何なら明けてから香りが開くパターンもある。

ただ、やはり香りが飛ぶのではないか心配になる。

どうすればいいかなぁと思って調べたら、パラフィルムというのでキャップ周りをキュッと締められるナイスアイテムがあるじゃないですか。

グーグル&アマゾンありがとう!!

で、そこからさらにディグを深めた結果、同じようなものでちょっと安いラボピタを購入することにしました。

伸縮性のある薄い膜のようなテープで簡単に巻き付けることができました。

せこせこと味見したけどあとから飲むものや、ミズナラやサクラスティックを入れたウイスキー(Aoお前だぞ)に巻いているうちに僕に天啓が降りてきました。

炭酸水にウイスキーを入れて前割ハイボール作ったら美味しいんじゃないの!?

前割とは、芋焼酎なんかではよくある、前日~数日前に芋焼酎と水をあらかじめ割っておいて飲むやり方。

前割した芋焼酎を黒じょか(陶器の平べったい急須)で温めると、普通のお湯割りよりマイルドで美味しいんですよ。

ウイスキーの前割の水割りなんかは結構推奨しているサイトもあったのですが、とにかく気を付けることとして香りが飛ばないようにすることだったのですね。

そういったこともあり、前割ハイボールは今までやってこなかったのですが、香り飛び防止用のテープのある今ならできる!

ということで、やってみました。

度数がいい感じになるように測った

ウイスキーは香りつよつよで僕がハイボールにして最高に好きなタリスカー10年にしました。

これをウイスキー:炭酸水=1:3になるようにしてペットボトルにタリスカーを注入。ラボピタでキャップ部をぐるぐる巻きにしました。

さて、そこから待つこと2.5日。1日でも良かったのですが、シンプルに忘れました。

ラボピタをとって、グラスに氷を入れてハイボールを注ぎます。勿論、グラスは冷やしましたよ。

左、ハイボール 右、前割ハイボール

比較用に普通にハイボールも作りました。

さて、飲んでみましょう。

うーん、まろやかめ!

ただ、比較しないとわからないかなぁ?それよりも炭酸が弱くなったことの方が明らかですね。開封直後はさほど変わらないのですが、なにぶん飲み比べ、時間がかかるごとに明確に炭酸のパワーの差を感じます。

しかしタリスカーハイボールのため、のど越しでなく香りも楽しみつつ飲む感じなので特に問題はなかったです。

角でやるとちょっと難しいかも。

一番気になっていた香りが飛ぶというようなことは特に感じませんでした。香りが強いタリスカーだからかもしれません。

総合すると、炭酸の強さと香りのまろやかさで、かなり飲みやすいハイボールができたと思います。

何ならタリスカーは向いてなかった。まろやかになる方向性的に、響・・・は値段とレア度が高いからローヤルで前割ハイボールを作ったらいいかもしれません。

今度、また実験してみよう。

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