最近飲んだお酒(稲とアガベ×土田 01 ササニシキ・鳴海生酛純米 直詰め生 YK66)
2022年が始まって3か月もたたないうちに、オミクロンにロシア侵攻、さらには地震と尋常でない密度です。
気を付けるところは気を付けて、確り日常を送ろうかと思います。
ということで、いつもの通り最近飲んだお酒です。
稲とアガベ×土田 01 ササニシキ
個人的な推しである稲とアガベ。ホップを使った稲とホップには度肝を抜かれましたが、今回飲んだのは先日発売された清酒。
元々蔵ができる前のプロトタイプシリーズは土田酒造さんで造っておりましたので、もはや安定のコンビ。
綺麗めなウマウマ味とでもいいましょうか。これがササニシキで精米歩合90%(10%の削り)というのだから驚きです。
僕が日本酒を飲み始めたころは、新潟のお酒全盛で越乃寒梅!久保田!八海山!!でした。
他のお酒においても如何に精米歩合を低くするかみたいなところもありました。
それはそれで勿論美味しいのですが、飯米であまり削らなくくともこれほどのお酒ができるようになったのかと感心しっぱなしです。
完全に自社蔵で作れるように法的にもクリアになってほしいところです。
鳴海生酛純米 直詰め生 YK66
最近、鳴海(なるか)好きなんですよ。
微発泡なガス感ありつつ、料理の邪魔にならないくらいの旨味とキレの良さ。
千葉は勝浦の蔵元さんだけあって、海鮮にも合う。ガス感がある日本酒って結構単独で飲んだ方が活きるようなタイプが多いイメージなのですが、鳴海は単体でも併せても俄然いけちゃうところがいいんですよね。
それで、今回飲んだ鳴海生もと純米YK-66。
何がすごいってアルコール度数が11%。
一般的に日本酒は15~16%が多く、13%くらいが低アルコール日本酒と言われるメインどころだったりするのです。
そこからさらにグッとアルコール度数が低いわけですから、ともすれば「軽い」、「飲みごたえのない」日本酒になりそうなものです。
ところが、飲んでみると全くの杞憂。
所謂、昔ながらの造りと言われる生酛造りで低アルコールという、相反しそうな難題を軽々とクリアしてきたわけです。
むしろ、完全に「だからこそ」という味でした。
炭酸感が心地よく、柑橘系の香りをすぅっと運び、甘さと酸味と苦みがバランスよく口内を満たします。
この日はホタルイカと合わせましたが、イカの旨味と補完しあって最高な晩酌となりました。
スペックとしては、
原料米酒/こまち精
米歩合/66%
6号酵母
で「6」にこだわり抜いた日本酒。
て、いうか・・・「某政」・・・??
意識しているのは確実ですが、勝浦のミネラリーな水故かテイストは感じつつまた別のお酒という感じでした。
こちらも見かけましたら是非試して頂きたいです。
それではまた。
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