日清のチャンポンからリンガーハットの波動を感じる
先日僕が好きなスーパーのデリドで買い物をしていたんです。
デリドはスパイスやら調味料が豊富で諸々見ているだけで楽しいスーパーです。カルディ好きな方とかわかっていただけると思います。
それで必要なものを買いつつディギングしていたんですがね、日清のチャンポンを発見したんです。
正式にはフライパンひとつで具材をいれて手軽に調理 日清のチャンポン。
はっきり言って僕はリンガーハットのチャンポンが好きなんですよ。
そういった意味でチャンポンを買うということは正直リスキーであると言わざるを得ません。
僕が初めてリンガーハットを食べた時、感動しました。いや、何なら今でも感動しっぱなしです。
大盛無料のサービスはもちろん、大盛でも引けを取らないたくさんの具、そして何よりあのミルキーな独特のスープ。
栃木県は佐野市に生まれ、人生最初の外食はもちろん家族でラーメン。佐野ラーメンの鶏ガラ醤油スープでひたすら育った僕には衝撃的でした。
もちろん、リンガーハット事件後すぐスーパーでチャンポンを購入、食べてみましたが…思ってたのと違う!!
魚介の出汁を感じるし、おいしいにはおいしいのですが、あのミルキーさがなく、完全にリンガーハット状態の僕には塩気のエッジを強く感じてしまったのです。
具が入っているタイプで、そこまで安いとも言えない商品だったので、以後僕はチャンポンを食べたいときは素直にリンガーハットに行くようにしておりました。
時は流れ僕も二児の父。卵アレルギーの5歳男児と1歳女児のため、外食は座敷がある店でさらに卵アレルギーでも食べられる食事でないと・・・ということでリンガーハットからはだいぶ遠のいていました。
しかし、先日自分の両親も一緒に出掛けた時、フードコートで食事をすることになったんです。
もうわかりますね、そこでリンガーハットを食べたわけですよ。
ちなみにリンガーハットは卵使用のため、息子はカレーうどんを食べていました。
そこで完全に僕の中のリンガー欲求が目覚めてしまったわけで、もはや無意識下でチャンポンを探していたと思います。
今まで存在すら気づかなかった日清のチャンポンを手に取ったのでした。
まず習慣になっているアレルギーチェック。卵は使われておりません。
具が入っておらず、麺とスープのみの模様。一瞬、過去の失敗がちらつきますが値段も200円少々で2玉入っておりお手頃価格。
これなら仮に好みでなかったとしても傷は浅い。
そう思い、二つ購入しました。
今思うとリスクを考えておいて何故に2つ買ったのか理解に苦しむのですが、結果としては大正解。我ながら好判断だったといえましょう。
キャベツやニンジン、玉ねぎ、もやし、豚肉、イカ、エビと具材例が挙げられておりましたが、お好みでということでエビだけ買ってあとは、家にある食材で作ることにしました。
九州生まれの家内曰く、給料日前は冷蔵庫にある適当な具材を適当に炒めてチャンポンで食べていたとのことなのでむしろご家庭チャンポンの正道でしょう。
さて、まずニンニクで香りを出し、適当にエビ、豚肉、長ネギ、チンゲン菜、しいたけ、にんじん、玉ねぎ、カブを炒めます。
具材だけで10品目。チャンポン素晴らしいなと思いつつ、お湯を入れます。
チャンポンスープの素を投入し味見。本来、ちゃんと分量が記載されていますのでその通り作ればよいのですが、具材がモリモリな時点でちょっと違うかなと判断。
味見をした結果、濃かったのですが、薄いよりは良い。
味付けするものは薄目で味見、味付けられているものは濃い目で味見。調整効かなくなりますからね。
さらにここで天啓が下りてきました。
ラーメンスープに牛乳を入れるテクニック!
カップヌードルシーフードを牛乳で作るとコクが出ておいしくなるというメジャーなテクニックではありますが、このギリギリのタイミングで思いついた自分を褒めたい。
冷蔵庫にはしっかり牛乳があったので、残りの水分は牛乳で調整しました。
後はもうできたも同然。
ここはパッケージの記載通り、麺を入れて2分ほど待ちます。
そして、実食。
正直、味見の時点で勝利は確信しておりましたが、想像以上でしたね。
リンガー、お前・・・ここにおったんか。
もちろん、自分が作ったという補正がありますし、麺も値段なりといえばそうなのですが、かなりリンガーハット系のチャンポンの味と言って良いのではないのでしょうか。
家内も息子も大満足だったのでリピート決定です。
家内に至っては週一これでいいんじゃないかというほどだったので、九州人のお墨付きをもらったといっていいでしょう。
皆様もぜひ、お試しあれ。
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