駿台の講師紹介(化学科編)

こんにちは。今回は駿台化学科の講師紹介です。

○松浦寛之
★★★★★
背が低めのお兄さん。授業はB5のプリントを使って行われる。一部が穴埋め、一部が板書を写すスペースといった感じ。知識系の問題は既に解答が載せられていることが多い。計算問題や思考力を問う問題の解説に重点を置いてるのかもしれない。理論解説は丁寧。時折寸劇みたいなのを交えながら教えてくれる。その時のテンションが高い。上位クラスではかなり高度な内容に触れてくれることもある。ただ滑舌が悪いため時折何を言ってるかわからなくなることがあるので注意。計算問題解説では数値を導出する順番を書いてくれるため復習時に手順を思い出しやすい。ただ時間が無くなると板書が高速になりがちなので少し大変。前期はそれほどではないが後期になると延長が増える。質問対応やTAは丁寧。授業初めに雑談を入れることもあるが内容が過激な時があり好き嫌いが分かれる。ツボがよくわからない。説教中に1人でツボってたこともある。大学別対策の授業では途中入室に厳しいので注意。名大の青本の作成者の1人。YouTubeでひろたぬきというチャンネルで化学重要問題集の解説もしている。気になる人は見てみると良い。Twitterもやってるので気になる人はフォローすると良い。

○丸本竜太郎
★★★★★
元ラガーマン。後期の途中から髪が金髪になった。授業ではA4のプリントを使って行われる。後期に問題解説のプリントは手書きになった。授業はとてもわかりやすい。暗記の負担を減らし、化学の面白さを伝える授業。プリントの内容が充実しており、受験生がつまづきそうなポイントを押さえたものになっている。問題解説では解く際の心構えも解説してくれる。本当にわかりやすい。有機化学の授業では反応のメカニズムを重点的に解説する。有機化学のおもしろさに気づける。連続コマの授業では2コマ目の冒頭によく雑談を入れる。オチがあるおもしろい話で楽しみにしている生徒は多い。アンケートにも雑談がおもしろいという内容が多かったらしい。(本人は授業について書いてほしいらしいが)後期になるとテキスト内容の重さから雑談は減った。質問対応は非常にいい。ただ授業に比べると少し怖く感じるかもしれない。授業態度には寛容な方だが、2時間続きの授業で教材を何も準備せず丸1時間机に突っ伏して寝ていた者に退室を命じたことがあった。当然である。前期にアンケートを配って生徒に書かせることがある。そこに要望とかを書けば授業で取り入れてくれるかもしれない。また2022年度の直前講習Ⅱ期で初めて名古屋校で講習を持つことになった。今後の名古屋校での活躍に期待。2022年度名大実戦のグリコシド結合の問題は師作成。2022年度の阪大の青本も担当している。(有機化学で一問面倒な問題があるらしくそれを愚痴っていらっしゃった)Twitterもやってるので気になる人はフォローしてみると良い。

○高田幹士
★★★★★★★
茶髪の優しそうな人。名古屋校では高3難関・化学を担当。高卒クラスの担当はない。非常に残念。講習の担当もなかったが2022年度の直前講習Ⅱ期で京大プレ化学を担当。ぜひ今後は夏期講習等も担当してほしい限りである。(もし担当したらたぶん私羨ましさで発狂する)他の化学科講師と同様にプリント授業。ポイントをついたものになっておりわかりやすい。情報量は多いが一枚一枚の密度は薄いため復習が苦に感じない。ただし問題解説は板書で行われるためノートやルーズリーフは必要。師の凄さは石川正明先生譲りの授業を延長なしで行うこと。それだけでなく追加問題までやるほど。基礎から丁寧な授業で苦手な人にもわかりやすい。これは化学特講といった上級講座でもそうらしいので苦手な人でも安心して受講できると思う。私は春期講習で初めて受講したがそのとき初めて駿台を選んでよかったと思えた。それくらいおすすめ。浜松北高校出身で駿台浜松校のOB。現在石川先生の跡を継いで化学Sの作成に携わっているらしい。また京大実戦模試や京大の青本も作成している。広島校や福岡校のDASH特別授業も担当しており、さらに大阪校のEX医系コースの化学も担当している。今後の関西駿台化学科を引っ張っていく人物。

○吉田隆弘
★★★★★★
外見と声にギャップがある人。関東化学科講師。そのため関西圏の通期出講はないが広島校にはDASH特別授業と高3エクストラ化学、夏期講習で出講している。名古屋校にはスーパー東大実践講座に出講。それ以外でも映像講座だが講習会の東大化学や関東圏の化学特講Ⅰ(計算問題)の映像授業を担当している。授業はとてもわかりやすい。ただ担当講座が上級のものが多い関係上ある程度の基礎知識は必要。上級者や化学が好きな中級者におすすめ。化学科では珍しくプリントをあまり配らず板書中心で授業が行われる。問題解説と並行して重要事項を解説するときは星印を入れる。これがすごくわかりやすく授業の醍醐味と言っても過言ではない。色チョークはかなり多用するので色ペンは多めに持っといたほうがいい。また図はかなり描く。師も化学の問題で絵を描くことは大切だとおっしゃる。師の真価が発揮されるのは理論化学の計算分野。化学の計算は数を数えることと平衡に分けられるとして素早く解ける解法を教えてくれる。それもテクニカルなものではないため再現性は高い。特に平衡分野の解説は目から鱗レベル。合言葉は「すべてはKへ」。授業態度には厳しいらしいのでLive授業を受けるときは注意。東工大出身。博士課程も出ており卒業論文では賞を取ったのだとか。すごい。代ゼミで1年浪人経験あり。そのときは富田先生や荻野先生、亀田先生に習っていたのだそう。色チョークを大量に使うのもおそらくこれが原因。よく語尾に唸り声を付けるのもおそらくこれが原因。独特な発言をすることもあり気付けばハマってしまう。なんかチョークの持ち方がおかしい時がある。よくこれで書けるなと思ってしまう。試しに真似したら腱鞘炎になりかけたのでやめた方がいい。高田幹士先生と同じく化学Sの作成にも携わっているらしい。まだ40代だが東大化学を担当したり、講習会で締切講座を連発することもある。東大実戦模試や東大や東工大の青本も作成している。お茶の水3号館のEX東大理系演習コースの最上位も担当。まさしくこれからの関東化学科を引っ張っていく人物。Twitterもやってるので気になる人はフォローすると良い。

○黒澤孝朋
★★★★★★★
KADOKAWAの構造決定の参考書でおなじみ。関東駿台化学科講師。そのため名古屋校の担当はない。受けたいなら夏期講習か冬季講習の映像講座を取ろう。授業はどの分野もとてもわかりやすい。原理に非常に忠実な解説をしてくれるため上級者も満足でき、なおかつ非常にわかりやすい例を用いてくれるので苦手な人でも大丈夫。入試に対応するために速く解くということも意識した問題解説もしてくれる。非常にありがたい。また授業は全て板書で行われる。これは師の「授業中に完全な理解ができるように」という考えから。他の化学科講師同様に色チョークは結構使う。特に有機化学の問題解説はとてもわかりやすい。テクニック等を用いることなく速く解けるようになる。教材や生徒にさらりと毒を吐くこともある。しかしイケメンだから許される。しかもイケボだから余計許してしまう。元薬剤師。少し前は予備校講師と薬剤師を兼任していたのだそう。受験生時代から化学は大得意だったらしいが、アセトアニリドが思い出せず一問ミスしてしまったこともあったらしい。またセンター試験では理系なのに世界史選択&国語のマークミスも相まって東大で足切りを食らってしまうが、試験科目が化学だけの金沢大薬学部後期試験で満点を取り合格したらしい。強すぎる。高身長イケメン。声もイケボで眠くなりにくい。聞きたい人は大宮校のインスタを見てみよう。

春季講習についてはまた記事を書こうと思っています。夏期講習と冬季講習は内部生優先申し込みが始まる時期に私がnoteを覚えていたら書こうと思います。

次回は講師紹介ラスト日本史科です。

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