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2021.5.1

5月だ。今日も休み。昨夜は早く寝たので、割と早起きした。夫はもっと早起きしたようで、私が起きたときには既にコーヒー豆を挽き、コーヒーを淹れ、ずるずるとすすりながら、やっと起きたの?俺はもうとっくに起きたけど?と言わんばかりのドヤ具合でこちらを振り返った。そのあまりの優雅さに、私は先程まで眠りながら見ていた「尻からの出血が止まらないが明らかに生理ではなく、血便の比でもなく、もしかして痔なのではないか、と思い悩む」という不思議な夢のことを話すのを躊躇するほどだった。今思えば輸血が必要なのではと思うほど血が出ていたけど、どうしたんだろうか。

夫の淹れてくれたコーヒーをあたため直して飲んだ。昨日買った豆。はじめて入った店だったので、オリジナルのブレンドの中から選んだ。ブレンドは「世田谷ブレンド」というのと、もう1つお店の名前を冠したブレンドがあり、世田谷のほうは苦味とコクを重視した味わいで、お店の名前の方はバランスを重視した味わいらしい。お店の人的には「世田谷の方は少し癖が強い」ということだった。世田谷に店を構えておきながら自分たちはちゃっかりバランスを取ろうとするなと思い、癖が強い方の世田谷ブレンドを買った。酸味がなくて、おいしかった。コーヒーは苦いほうが好き。酸味があってフルーティな感じのはあんまり好きじゃない。濃くて、光に透かしてみてやっとコーヒー色がわかるくらいどす黒いのが好き。そのほうが、身体に染みていくかんじがするから。

午前中は工作をした。夫が帰省した時に地元の雑貨屋で買ってきてくれた小物入れを、指輪を入れるためのケースに改造した。台所用のスポンジに切り込みをいれて、別珍みたいなとろんとした布を貼ったのをはめこみ、指輪を挿しておけるようにした。

そういえば朝起きたときからiPhoneが見つからず、工作の工程を写真に撮りたかったのに困った。いつも寝る時には枕元に置いているはずだけれどどうしたっけ、昨晩も寝る直前までiPhoneのKindleアプリで本の続きをちまちま読んでいたから、ベッドのどこかにあるはずなんだけどと布団をめくって探していたら、なぜかシーツの下に入り込んでいた。ちょうど私の眠っている場所でいうお尻のあたりに。尻から血がとまらない夢のきっかけはこれだろうか。

昼食はチャルメラの袋麺に適当な具を乗せて。午後は出掛けたかったけれど行くあてもなく、雨も降るようだったので家にいた。お風呂場の掃除を少しして、本の続きを読む。川上未映子さんの「夏物語」を最近は読んでいる。読み終わったらやはりもう一度「乳と卵」を読みたい。
夕飯はあまりもの。本当に余りもの。昨日のハンバーグの残りとその前のタコライスのお肉を冷凍してたやつと、冷蔵庫にあったトマト、漬物。あとちくわを磯辺焼きにした。夕飯の間えらい雷が鳴っていた。家が揺れるほどの轟音で、昼間に地震もあったのに、今日はずいぶん派手にやってくれてるな。それからテレビで、気候変動のことと軍艦島のことをやっているのを見た。

夜いちばん雨と雷がひどい時に、夫は仕事に出掛けていった。私は連休中にやらなきゃいけないけどめんどくさくて後回しにしてた細かいことをやっとやって、お風呂に入り、ねむる。

画像は1年前の日記。自粛の日々に飽きてる。



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私のコーヒー時間

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