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癇癪を起こす人はその都度スッキリしてるから、真剣に考えてあげる必要なし

私の父は癇癪持ちで、小さい頃から死ぬほど機嫌を伺って生きてきました。

機嫌がいいときは許されるけど、ダメなときは何いってもダメ。

逆鱗に触れると急にキレて物に当たる上に、キレている理由が全く分からないので大学に行って一人暮らしをするときまで、常にストレスにさらされてました。

そんな私が父親の機嫌を取るのを辞められたのは、反抗してみたからです。いつも通り意味わからん理屈で父親が癇癪を起こしてきたときに、逆に思いっきり泣きわめいてキレ返したのです。

その時の父親はといえば、「今まで通り自分が怒っただけなのに、なんで今急にこんなに怒るんだ?ていうか、今までそんなこと思ってたの?え?意味わかんない、どゆこと?」的な感じで情報過多になって完全にフリーズしてました。ポカーンって感じ。

父親に対してキレるということは、私にとっては勇気を振り絞って行ったことであり、もうどうにでもなれ!!こんな気持ちで生き続けるよりはマシじゃ!と思いやったことでした。

でもこのキレる行為によって思いもよらぬ収穫がありました。というのも、私自身そのときどうやってキレたかあんまり覚えていないのです。

言いたいこと言ってキレたらスッキリしちゃって、忘れちゃったんです。

そして思いました。

父親がキレる度に何が悪かったのかとか真剣に悩んだり、顔色伺ったり、死ぬほど無駄な時間だったわ。向こうはなんにも考えてなくて、ただスッキリしてただけだったんだわ。排泄とおんなじだ。う○ち出した後う○ちのことで悩む人いないもんね。水で流して終わりだもん。う○ち出したくなって出さないって選択肢とる人いないし。まあう○ちを人に向けてやる人もいないけどね?はー、あほくさ。

ということで、癇癪を起こす人はその都度スッキリして忘れてるから、真剣に取り合ってやる必要はない。そして逆に癇癪を起こされた方は下手したら相当な時間を悩んで過ごすことになるので、特に子ども相手に癇癪を起こすのはやめた方がいい。


ぶちギレ返したことで一時冷戦状態でしたが、結果的に私もぶちギレてスッキリできたのと父親も前より大人しくなり、今は仲良く鍋を囲む関係です。破綻するのも辞さない覚悟で一度キレることも、本当に自分の精神が持たなくなりそうなときには必要だと思います。

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