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楽しいことで上書きする

今日は友人とカフェに行った。

久しぶりに会ったのでたくさん話してとても楽しかった。

仕事で嫌なことがあって昨日からイライラしていたのが、嘘みたいに軽くなった。

仕事中に、ムカついたことを頭の中でぐるぐるさせるより、目の前の仕事に集中するべきなのは重々分かっているけど、頭の中ではイライラした出来事を責め立ててしまう。

一人でぐるぐるしてたら出口がないけど、一人じゃなかったら抜け出せる。別にそのことを話さなくても、楽しい時間を誰かと共有することで、こんなに心が軽くなるんだと思った。

職場がつらいときは、職場以外の人たちと、楽しく過ごせばいい。そしたら、また頑張れる。最近は、仕事が辛いならすぐやめればいいという風潮が前より強くなっているけど、私にはそんな勇気はない。他の会社も知っているから、今いるところよりつらいところの方が多いことも分かっているし、一度経験したフリーターの心細さをもう味わいたくない気持ちもある。そして親から言われ続けた「誰のお陰で食べてると思ってる」という言葉がどんなに辛くても自立していたいという気持ちを維持してくれている。

とにかく愚痴を言いまくってた暗黒期もあった。でも、愚痴はやっぱり周囲はもちろん、自分自身をも蝕むことがよくわかった。頭のメモリは限られてるから、辛いことをどうにかしようと考えることに使いすぎると楽しいことが考えられなくなってくる。かといって誰にも愚痴を言わなかったら、多分メンタルが再起不能になってたと思うし、おかしいと思うことを人に聞いてもらい、状況を客観的に評価してもらったことはよかったと思う。

ここ数年苦しみ続けたトラウマみたいなものは、最近ようやく心の中から消えはじめた。これからはできれば、辛いことをツライツライと言い続けるのはやめて、楽しいことで上書きしていけたらいいなと思う。


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