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(無料化しました)■時間との闘いです■2022.3.27まで!アスベスト救済制度をご存知ですか?わたしの奮闘記その①(十数年以上前に身内を肺疾患で亡くされた方へ~急いで調べよう!)

2021年「建設アスベスト給付金制度」の報道があったのをご存知でしょうか?それを含めいくつかの救済制度がありますが、ここでは3月27日に申請期限が迫っている「石綿(アスベスト)健康被害救済制度」を、まだご存知無い遺族や関係者の一助になれば、と書いていきます。19年半前!に肺がんで亡くなったわたしの父の救済給付申請まで、およびその後の展開を現在進行形でお伝えします。

はじめに:
遺族のみなさん、もう時間がありません。
とりあえず急いで出来る事をお伝えします。
■すぐに保健所か市役所に駆け込み、画像の青い冊子をもらって下さい。
■書類を3/27までに全て揃えるのは極めて難しいので、まずは核となる「請求書」に書けることを書いて(他の書類が揃わなくても)郵送する!
■期限までに郵送さえすればどんなに不備不足があっても、時効はセーフ。
■必要な書類は、後から申請先から電話連絡があり「これとこれを送ってください」と言われるから、それからでもOK! とにかく期限前に「郵送して申請」はゼッタイにしましょう。仮に不認定となっても、何がしか他の給付があるかもしれないし、「やらないで後悔」よりも「やることやって後悔」のほうが気が済みます。
■「自分ひとりでは不安」という方は、地区の民生委員さんに相談しましょう。(民生委員の連絡先は市役所に行けば教えてくれます)
■亡くなったご家族に、晴れて給付されれば「天国からプレゼントくれた、ありがとう」と思えばいい。万一不認定でも「遺族としてここまでやったよ、これからも見守ってね」と思えればせめてもの供養になると思います。
どうかあきらめずに天国のご家族に、いいとこ見せてあげてください。

わたしの奮闘記その①
2021年の後半、「建設アスベスト給付金制度」のニュースを
テレビでぼーっと眺めていたわたし。
「そういえば親父も肺がんで亡くなったよな。
タバコ吸ってたし健康診断も行かない医者嫌いで手遅れだったしな。」
・・・「待てよ?親父って内装職人だったよな?だったらタバコだけでなくアスベスト吸って肺がんって、あり得ない?」と気付いた。
亡くなったのが2002年の夏、もう19年以上前。
(このタイミングが後々重要な意味をもつが、それは後に書こう)
これは調べてみる価値があるぞ!と動き始めた。
それが2021年の12月。
ざっくり言うと、3つの制度があると知った。
①環境省関連の「石綿(アスベスト)健康被害救済制度」3/27まで
②厚生労働省関連の「石綿健康被害救済法」これも3/27まで
③厚生労働省関連の「建設アスベスト給付金制度」死後20年まで
この中でいちばんハードルが高い①をクリアすることが重要。
そのために動き始めた。とにかく時間が無い。
まずは親父の亡くなった病院に問合せ、あらん限りの資料集めに
奔走することからスタートした。(つづく)


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