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森保さんは愚将か?優秀な実業家か?

ドイツ戦の後だと後だし感があるけどやっぱ結果残したかあ~と今回のW杯を見て思った。

と言うのも森保さんって叩かれてたけど個人的には何となく思考が成功する人のマインドだなあと感じてたので。

この人の考えてたことって恐らくだけど本番(W杯)以外はどうでもいいってスタンスで取り組んでたようにずっと見えたんだよね。

W杯で勝つにはどうするか?そこでプレーできる選手は誰か?
逆に言うとW杯でやらないことはやっても意味がないのでやらない。

ただそこだけを見つめてやってたように映った。

選手の基準も実にシンプル。
W杯の強度でもプレーできそうな選手なら使うしそうじゃないなら使わない。
※ここで重要なのが「強度」
何となく見過ごされてる感じがするけどここは選手としてもやってた人の方が見極めも上手いのだろう。
上田なんかは大学生の頃から重宝されてたが彼はW杯の強度に間に合うと思ったので使うし、逆に足りないだろうなって選手は使わない。

※ちなみにこの見極めも結果当たってて大迫、浅野より使えと言われてた選手達も結局はトップリーグまではそもそも到達しなかった。(W杯で求めら
れる強度の基準はここ)

求められる強度がトップリーグ水準ならそこでプレーできる選手や経験値がある選手は重宝するって当たり前の判断。

ただ大迫に関しては鎌田が台頭して彼で中継できるようになったので直前で外す。この辺もシビア。

あとこれは他の人が書いててなるほどな~と思ったのはE-1の選手も当初2位にいた鹿島より下の順位の広島の方が多く叩かれてたようだけど上田が抜けた後の最終順位は広島が上で鹿島が下。この辺の見極めも上手いと書かれてた。


自分もサービスの立ち上げを経験して少し分かったけど
成功する時って少しづつ右肩上がりってより指数曲線で一気に伸びてくんだよね。そのためある種そこまで計算に入れて種を蒔けるかが鍵になる。

※また自分たちがある程度コントロール出来る立場(いわゆる大手の立場)とその他ではまたやることは違ってくる。
日本サッカーは成長したとはいえまだ挑戦者の域。

チーム作りが困難な中での、日本代表のアプローチとは・・・
そうした段階の代表チームを強化するには、監督から何かを与えられるのを待つのではなく、自分たちで考え、行動できる集団を作らなければならなかったわけだ。

この考えも小さな組織が大手で勝つためにサービスの立ち上げで意識するところと似てる気がする。
とにかくまずは主体的に取り組めるように敢えてやらせる。
最初はとにかく種を蒔いて×2、最後の最後で一気に突き抜ける。

そう考えるとこの森保さんって人は実は勝負できる実業家みたいな思考の持ち主なんじゃないかなあと思った。

まあ全く違う可能性もあるけどね(笑)
あと小さな成功で良いならコツコツ改善を積み重ねるのもアリ。
ただこれは短期間でW杯優勝なんて大それたことをやるにはちょっと時間が厳しい。

長くなったし上手く書けたかは分からんけど言いたいことは今回の日本良いところ行くかもよ?ってことで。

それじゃまた。

ps この辺の記事も面白かったので共有。

前半のうちにシステム変更するべきって声もあったけと現場目線だと違うんだなと勉強になった。あとやっぱ3バックの移行は冨安いないとキツイよね。それに前半でやっちゃうとハーフタイムでドイツ側が修正する恐れもある。タイミングの見極めも難しい。

4バック→3バックもかなり練習してたそう。いきなりやったと思ってる人も多いけどそもそも親善試合でも割と使って練習してたんだよな。
これも本番でやることはやっておくしやらないことは親善試合でもやらないって森保さんの良い意味での頑固さが出た場面よな。

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