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テクニカル分析

専業・兼業様々なスタイルのトレーダーがいらっしゃいますが、彼らが行っている共通しているルーティーンは「テクニカル分析」です。
(ファンダでしかやらないって方いましたらすいません)
その為、基本毎日チャートをなんだかの形で確認していることだと思います。

では1つ質問です。
テクニカル分析って何ですか?





この質問を僕自身がされたとき、、、何を当たり前なことを聞いてくるんだ?と少々馬鹿にされた気がして、不愉快な思いをしたことを覚えています。しかし数分後、それが勘違いだったと気づかされました。
そう、僕が出した答えは「テクニカル分析とは将来の価格の方向性を予測するもの」でした。

そう答えると続けて「では今のチャートからみて、上がりますか?下がりますか?」と質問されました。
僕はすでにマイナスな感情という事あり、やや食い気味に「未来のことなんてわかりえない。ただ優位性に基づいて見ているだけ。」この時、答えている最中に何となく自分の発言に靄が掛かっていることに気づきました。

さて、このまま会話の内容をつづっても良いのですがそれはとても退屈なものなので割愛させていただきます。
要点だけをお伝えすることにしましょう。

テクニカル分析=予測というのは勘違いであるという事。
予測というものは、そこに期待値が生まれてしまいます。いざその予測が外れると人はあまりにも無力になってしまい、立ちすくみことでしょう。

1つの筋のみにすがるのではなく、筋道を増やしてあげればよい。つまりパターンをとにかく頭に叩き込むこと。

そしてそのパターンを現在チャートで瞬時に見つけ出す力こそがテクニカル分析である。
だからまずテクニカル分析の参考書をよく読んで、それらのパターンを記憶することから始まります。
あとは実チャートを沢山見る事で、パターン認識能力を実用的なレベルにまで磨き上げるのです。
そこに一切「予測」は有りません。
有るとしても、「ああなったら、こうする。こうなったら、ああする。」
という条件分岐のシミュレーション(=予習)が有る程度です。

「あそこで反転しそうだ」「ここはブレイクするだろう」という予測と
「ああなったら、こう」「こうなったら、こう」というトレードの起こりうる事態を事前に分類しておくことを混同させてはいけません。

未来のことなんて誰にも分らないのですし、予想しているだけ無駄というものです。

といったまあ、自分が体験した気づきを多少割愛しながらですが書いてみました。
最近はTwitterで仲良くさせていただいてる方々もよく環境認識や分析をアウトプットされています、すでに気づいている方や僕同様に勘違いしてたかもって方それぞれかと思いますが、何か1つでも参考になれば幸いです。

ではまた✋

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